| フィーマー氏いわく |
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
パンを落とせばバターを塗った方が下になる
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これはイギリスのランカスター地方のことわざなのだそうです。これは
似たものがいろいろあるような気がしますね。「バター付きのパンを落
とすと、バターのついた方が下になる確率はカーペットが高価なほど高
くなる」などというのもあります。
古典的なことわざでは「降ればどしゃぶり(It never rains but it pours)」 などというのもありますね(^^) 高校の時英語の時間に聞いた記憶のある 方も多いでしょう。
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
間違ったことでも繰り返している内に正しくなってしまう
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言葉の「誤用」というものは広く使われてしまうともう誤用ではなくな
ってしまいます。豆腐と納豆がもとは逆だった、などというのは有名な
例ですが「気の置けない人」というのを「用心しなければならない人」
の意味で使う人などは多くなりすぎて誤用と言うのがおっくうになって
きています。「情けは人の為ならず」を「情けを掛けるとあだになる」
の意味で使う人も多いですね。
どちらも誤用で「気の置けない人」は「緊張しなくて済む人」、「情け は人の為ならず」は「情けを掛けるのは自分自身の為である」の意味で す。
面白いものに「全然」があります。これは「全然なってない」などとい った否定形を伴うやり方が正式の用法で、「全然面白いんだから」など と肯定型で使うのは誤用........と思う人が多いのですが、実はそれも 間違っています。「全然」は本来「全く」という意味で山本周五郎の昭 和35年の「青べか物語」に「三人とも全然まるはだかであった」など といった用例もあります。
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
出席者が多いほど会議の意義は薄い(カークランドの法則)
会議の時間は出席者数の二乗に比例する(シャナハンの法則)
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会議にまつわる逆説もよくあるようです。国会は55年体制のもとでは
単に儀式になっていて国会の外の与野党の交渉で話が進んでいましたね。
細川政権以降、それが崩れて国会が復権してきたようですが、ああいう
政治はやはりやってはいけません。国会はもっと議論の場であるべきだ
と思うのですが。もともと弁の立つ人ばかり集まってきている場である
のにね(-_-)
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
肩書きが長いほど重要でない仕事をしている
(by ジョージ・マクガバン)
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ときどき、いくつもの会社の役員の肩書きを併記した名刺がありますが、
あまり好きになれませんね。その中のどれで今ここに居るの?と言いたく
なります。言いませんけど(^^;;
何かわけの分からない肩書きのあるのは金融機関です。担当者が偉い人が 来た方が相手の会社の印象がよくなる、というので支店長補佐とか支店長 心得とか支店長席代理?とか、色々な名称がついた人がいる銀行もあるよ うです。アメリカのある会社には副社長の肩書きを持つ人が30人くらい いて、その人たちの仕事というのは.....実はほとんどない(-_-; という ところがあると聞いたことがあります。
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
どんな珍しいことでも50例は見つかる(ハートの法則)
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事実は小説より奇なり、という古いことわざもありますが、やはり世の中
には多くの人がいますから信じられないような話も多数あるようです。そ
んな話をそのまま小説にしたらウソっぽく見えてしまうのでしょうが事実
はやはり凄い。
こういう希な例を収集してあまりよくないことをする人もいるわけで「こ の薬でこの病気が治った」などという広告にはだまされたくないものです。
世の中には確率商法とかいうのもあるそうです。大量の名簿を作りまして 予測を書いた葉書を送りつけます。たとえば特定の株が「上がる」と書い た葉書を1万人の人に、「下がる」と書いた葉書を別の1万人の人に出しま す。それで実際に株が上がったら、前回「上がる」という葉書を出した人 の内5000人に今度は別の株が「上がる」と書いた葉書を出し、残りの5000 人に「下がる」と書いた葉書を出します。
そこでその株が下がったら今度は「下がる」という葉書を出した人の内の 2500人に別の株が「上がる」という葉書を出し、残りの2500人に「下がる」 という葉書を出します。
さて、この株は上がったとします。すると今回「上がる」という葉書が来 た人にとっては、この業者の予測は3回続けて的中したことになります。 するとその中にはこれを信用する人たちも出てくる訳です。そういう人に 大量の株を買わせます。その手数料で今までのコストを十分取り戻したら トンズラして、別の名簿を元にまた同様の商売を始めます。
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
ことわざとは「確かにその通り」と思わせても、それと同等に説得力の
ある全く反対のことわざが存在するものである。
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有名な例では「今日できることを明日にのばすな」というのと「明日でき
ることを今日やるものではない」というのがあります。今日できることを
明日に延ばしていたらどんどん仕事がたまるよ、というのも説得力があり
ますし、明日できることを今日やつてしまうとそれが実はしなくてもいい
ことであったことが明日になって判明するというのもよくあることです。
日本の諺でも「渡る世間に鬼は無し」と「人を見たら泥棒と思え」などと いうのもありますね。「蛙の子は蛙」というのと「とんびがたかを産む」 あるいは「青は藍より出て藍より青し」というのもありますね(^_^)
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
仕事は使える時間いっぱいに増える(パーキンソンの法則)
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パーキンソンは「出費は収入に見合うように増える」というのも言ってい
ます。これはどちらも実感しますが、ほんとなぜなんでしょうねぇ(~_~)
この法則に更に個人的に付け加えるとこうなります。
・使える時間が減っても仕事は減らない ・収入が減っても支出は減らない
パーキンソンのもうひとつの法則はこの法則の「系」かも知れません。 『役人の数は常に増大する』
むろんこれは熱力学の第二法則『エントロピーは常に増大する』のもじり ですね(^_^)
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
研究が成功するとたくさんの補助金を集めることができるが、その為に研究
はできなくなっていく。
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これもパーキンソンの言葉です。なおパーキンソン(C・ノースコート・パーキ
ンソン)というのはこの法則が世に出るまではほとんど無名だった歴史学の教授
だそうです。パーキンソン本人も有名になってしまったおかげで研究ができなく
なったとこぼしていたかも知れませんね(^_^; あっちこっちから講演依頼があっ
て非常に多忙になってしまったそうですから。
さて、この成功しないと研究費を得られないが、そうすると研究する時間がなく なるというのは、実際問題として多くの研究者の悩みのようです。さいたるもの が実験物理学で、現代の実験物理学というのは、国家予算的な設備費がかかった りしますので、理論物理学などの分野で一度有名になってないと、そういう設備 を買ってもらえないようです。しかしその頃はかなり年齢も上がっていますね。 ほんとうは頭の柔らかい若い研究者がそういう設備を使えたらいいのでしょうけ ど、それは金を出す側から言えば博打みたいなものですから、また難しいところ です。
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
なにごとも圧力を掛けると悪化する
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やたらと圧力を掛けたがる人というのはいますね。地方議員などを務めた人や
中企業の社長をつとめた人などに特にそういう傾向を見るような気もします。
そういう人は圧力を掛けると人は働く、と思っているのですが、それは必ずし
も事態の好転を招きません。
むろん圧力を掛けないと働かない人もあって(-_-; それがまた地方の役所や 中企業の特に中間管理職に大勢います。そういうタイプの人にはその手法が 有効であることは認めざるを得ないのですが、むしろ多くの人は圧力を掛け られると反発するか(^_^) 圧力を掛けられても何とも思いません(^_^;;
この逆説と直接は関係ないのですが、どうも書きたくなってしまったもので イギリスで鉄道の切符を買う日本人の話がありました。
その人は「ピカデリーサーカスまでの切符」と言いたかったのですが ticket for Picadilly Circus というべきか、ticket to Picadilly Circus という べきか迷ったあげく窓口で結局「ticket to Picadilly Circus」と言ったの ですが意識しすぎで「to」の所を幾分強く発言してしまいました。
するとピカデリーサーカス行きの切符が2枚出てきたのです。慌てたこの日 本人は「No,No.」と言って「I want a ticket for Picadilly Circus」と今 度は「for」を強調して発音します。すると切符は2枚追加されて4枚になっ てしまいました。
慌てて「No,No.」というと、窓口の係は不機嫌な顔をして「How many ticket do you want?」と尋ねます。すると困ってしまってつい日本語がぽろりと出 ました。「えーっと」。
駅員は更に4枚切符を重ねて8枚にし、「Hey, Next person」と次の客の応対 を始めてしまいました。
FeeMaa氏はこう言ったかも知れない。
どんな組織においても、全ての役職はそれを実行する能力の無い人で
占められてしまう傾向がある。(ピーターの法則)
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ピーターの法則はマーフィーの法則・パーキンソンの法則と並んで社会
の三大法則とも言われるのですが(^_^; この法則の意味は少し説明が必
要です。
これは「アキレスは亀を追い越せない」というゼノンのパラドックス以来 の超名作逆説ではないかと思います(^_^) ゼノンのパラドックスと同様、 この法則に反論しようとしても、少なくともすぐには論拠を築くことがで きません。
しかし一般の「健全な」企業では、そういう仕事を全うできない人は降格 されまして(^_^) その人がきちんとできる仕事に戻されます。うちの父な ども長く海上自衛隊につとめていまして、万年一曹(昔でいえば曹長)で、 定年の数年前にやっと尉官になったのですが、あるとき幕僚本部に抜擢さ れたことがあります。もう当時数が少なくなっていた海軍出身者でしたの で、それに目をつけられたのかも知れませんが.....3日で元の仕事場に 戻されてしまいました。「俺はこっちの方が性にあってるから。わはは」 などと笑っておりしまたが(^_^)
しかし中には、よほどのヘマをやらない限り、降格されることはない組織 というのはこの世の中には存在するようですね(~_~)
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