
ツァラトゥストラ(6)
アシは貞節の神であり、また幸運の神であって、インドのラクシュミー(吉祥 天)に相当すると考えられます。
アシはアフラマズダとアールマティの娘で、ミトラ・スラオシャ・ラシュヌと きょうだいになります。彼女は通常普通の神ヤザタの一員とされますが、彼女 のことを記述した「アルド・ヤシュト」に「アムシャスプンタの姉妹」という 語句が出てくるため、大神アムシャスプンタの一員であるという説もあります。
アシは本来は古代イランの大地母神であったようで、また「アルド・ヤシュト」 には「アルドゥイー・スール・ヤシュト」と共通の語句が多く出てくるため、 本来アシに属していた神格が人気のあるアナーヒータに段々移されて行ったの ではないか、という説もあります。
(先に、私はアムシャスプンタを大天使、ヤザタを天使と書きましたが、むし ろ、アムシャスプンタは大神、ヤザタを神といった方がよいようです。各神は アフラマズダの指示で動いているというより各自の個性を持つ傾向があります)
