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007/ユア・アイズ・オンリー
【今日のβサルベージ】 007シリーズから続けて「ユアアイズオンリー」。スパイ映画の原点に戻っ た作品と評価されているものです。ボンドが「女王陛下の007」の事件で 亡くなった妻の墓に詣っている所から始まりそれに続くヘリコプターでの アクションはTVCMにも使われました。一番の見所は垂直に切り立った岩山 に登っていくシーン。ギリシャのメテオラ山で撮影されたものです。シリ ーズ最強のボンドガールと呼ばれた相手役はキャロル・ブーケ。ボンドが 彼女に助けられるシーンもありました。原作はフレミングがジャマイカの 別荘(ゴールデンアイ)で書いた短編。このあたりで原作はもう使い果たし 気味になってきています。この次の作品「オクトパシー」も短編からです。 この作品に出演したきれいどころの一人テュラ(キャロライン・コーシー) が元男性であったことが後に話題になりました。ややセンセーショナルで あったため「大人気の」とか「セックスシンボルとまで言われた」などと 随分過大評価した記事もありましたが、実際には彼女は作品の冒頭付近に 1〜2秒映っているだけで、それほど騒ぐほどのことではないと思います。 この作品で「Mは休暇中で留守なので」という文句が出てきますが、実は これは撮影の直前にバーナード・リーが亡くなってしまった為です。この 時点では代役を立てる時間がなかったのかも知れません。(映る時間は短く ても要の役なのでいい加減な人選はできないでしょうし) M役は結局次の 作品でロバート・ブラウンに引き継がれます。彼は「私を愛したスパイ」 に艦隊司令官の役で出ていました。