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↑ ヌト(Nut)-天空の女神


天空の女神。シュウ(Shu)とテフネトの子供で、兄の大地の神ゲブ(Geb)と夫婦。

二人は最初堅く抱きしめ合っていたが、太陽神ラーの陰謀で上下に分けられてしまった。それを気の毒に思ったトトがラーと双六をしてこれに勝ち、1年の内5日間だけ抱き合うことが許されたという。その結果産まれたのが、オシリスイシスセトネプテュスの4人である。

また太陽は毎日夕方にヌトの口に吸い込まれ、翌朝彼女の膣から再び生み出されるのだともいう。しばしば下にゲブが寝ていて、ヌトがアーチ状に体を曲げ、それを大気の神であり父であるシュウが支えている図も描かれる。

一般に天を男性神、地を女性神とする地方が多いのだが、エジプトはそれが逆転しているのが面白い。


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