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return ■やはり丸かった倉田六段


やっと倉田が登場しました。倉田はこれまで下記の所で名前が出て
きています。

(1)第一回で白川七段が「最強の棋士は?」というおばさんの質問に対して
 「若手ナンバーワンの棋士・倉田四段」といって名前をあげています。

(2)ヒカルが院生試験を受けた時、篠田先生は碁を始めて1年のヒカルを
 「倉田五段を思わせる成長ぶり」「彼は碁を覚えて2年でプロになった」
 と言っています。

(3)森下九段の研究会に始めて行った時、都築七段が、ヒカルが碁を始めて
 1年で院生になったと聞き「倉田君並みだね」と言っています。

(4)1年前の若獅子戦の直前、塔矢名人の研究会でその前年の若獅子戦
 の話題が出て芦原四段が「負けたのは倉田、優勝したのも倉田」と
 言っています。

(5)ヒカルがプロ試験合格を決めた日、天野記者がアキラに言ったセリフ
 の中で「倉田六段の25連勝」というのがありました。

要するに倉田というのはヒカルと同様に碁を始めて2年でプロになった人で
若手ナンバー1の実力を持ち、このマンガが連載されている2年の間にも
順調に四段から六段まで段位をあげてきたということになります。

その天才棋士・倉田について一部で「桃井相当説」というのが流れていま
した。桃井というのは竹本健治の「入神」という囲碁マンガに出てくる
天才棋士なのですが、精密機械のような主人公に対して、天真爛漫という
雰囲気で「神に愛された人」タイプの天才として描かれています。

そしてヒカ碁には実はこのタイプの天才棋士がまだ出てきていなかったの
です。そこで、この未登場の倉田というのは、この桃井のようなタイプの
棋士なのではなかろうか。だとすると体形も桃井と同様丸っこいのでは
なかろうか、という予想がありました。

倉田のこの体形はまさにこの予想通りだったのですが、彼が盤上でどういう
対局を見せるのかはこれからということになるのでしょう。同人誌に出す
ヤオイマンガを描きながら対局して勝ってしまう桃井と「もうじき名人」
などというお茶目なことを扇に書く倉田も性格的には近いような気がします。

2000.02.20

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