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■ヒカルの碁とウルトラマン
さて「ヒカルの碁」なのですが、読んでいる方にはいまさらな説明ですが、 発端はおじいさんの家で勝手に物置をあさっていた、小学生の少年ヒカルが 古い碁盤を見つけ、その碁盤に宿っていた平安時代の囲碁名人・藤原佐為の 霊に付かれる(憑かれる)ところから始まります。 それまで囲碁など全然知らなかったヒカルなのですが、その佐為の力でプロ 級の腕を持つ同い年の小学生塔矢アキラに大差で勝ってしまったりします。 そして囲碁大会の団体戦に引っ張り出されて、強豪の学校を破ってしまった りするのですが、。。。。 これだけだと、ウルトラマンとかドラえもんとかと同じパターンの物語です。 ウルトラマンは科学特捜隊がどんなに頑張っても怪獣を倒せない所に颯爽と 現れてスペシウム光線で怪獣を倒し、シュワッチ!と言って飛んで行ってし まう。ドラえもんでものび太が色々悩んでいる所に、ドラえもんがポケット から未来の道具を出してきて全て解決してしまう。 ヒカルの碁も初期の段階ではそんな雰囲気があったのですが、実は作者の意 図はそうではありませんでした。ヒカルはそんな囲碁に燃える多くの人々に 感化されて、自分も囲碁を覚えようとします。そして遙か遠くにいるアキラ を追い掛けていこうとします。これはヒカルの成長の物語であり、どちらか というと「スラムダンク」型の物語という展開になってきつつあります。 2000.03.07