※「セキュリティ保護のため...」というメッセージが出る方・日本語が入力できない方へ

新初段アキラ編(47-50局)
第47局・幽玄の間
ヒカルは和谷から新初段シリーズで、アキラが座間王座と対局することを聞き、見たいと思います。場所は幽玄の間。ここはモニターが付いているので別室から観戦することができました。自分たちの対局が終わったあと駆けつければ後半は見れるのではないか、と和谷。
その座間王座は相手が塔矢名人の息子と聞き、最初は笑って負けてやるかな、などと話していたものの、対戦当日塔矢の全く物怖じせず自分を何とも思っていない様子にカチンと来て、叩きつぶしてやると誓うのでした。
第48局・王座vsアキラ(1)
アキラと王座の対局が始まりました。堂々の打ちぶりのアキラに観戦している記者は感心します。やがて対局が終わった和谷と伊角が駆けつけます。他に見ていたのは同じ新初段の真柴・辻岡、それに塔矢門下の芦原でした。
ヒカルは早く見に行きたいのですが、逆に気が散って時間を掛けてしまいます。更には終わったあと、行こうとしたらちょうど院生師範が来て、検討を始めてしまうのでした。気がそぞろのヒカル。
一方王座はアキラをつぶしてやろうと思ったものの苦戦。かなり本気モードになってきて、扇子の先をかじるクセまで出てしまいました。
第49局・王座vsアキラ(2)
アキラの強手にいったん妥協する王座。この実力の相手に危ない橋は渡れないと判断したのです。対局は進んで、最初にもらったハンディの分アキラが有利なまま、終盤へ進んで行くかに思われました。しかしそこでアキラは、本来自陣の守りをするべきところを、まだ守らずに逆に攻撃を仕掛けて行きます。ヒカルに自分の力を見せつけてやる。アキラは闘志を燃え上がらせていたのです。
そこへヒカルが到着。なんだ院生か?という真柴にカチンと来た和谷と伊角は「こいつはただの院生じゃない。塔矢アキラが唯一ライバルと認めた奴だぞ」と言います。その言葉に驚く記者。
ヒカルは和谷と伊角から、今までの進行を見せてもらいました。アキラのその攻撃にびっくりするヒカル。「でも、ここに打たれたら?」まさに、そこに王座も当然打ち込んできました。ヒカルはアキラの姿勢に感動しています。
第50局・王座vsアキラ(3)
しかし次にアキラが打った一手はアキラもすぐには気づかなかった緩手でした。座間王座は「甘いな」と言ってニヤリと笑い、逆襲の急所に打ち込みます。「君の目の前にいるのは誰だと思っているんだい」と対戦前に受けた侮辱を返してやる王座。アキラもこのミスに思わず青ざめます。形勢は一気に不明になりました。
このまま細かい寄せが続いていくかとみんなが思う中、ヒカルは言い放ちます。「このまま行くもんか。アキラならKOしに行くさ」と。「でも、どこから?」と辻岡。そしてヒカルの言葉通りアキラは更に攻撃を仕掛けますが、それはあまりにも無理な手でした。
アキラ投了。
しかし、みんなアキラの打ちっぷりのすごさに感動していました。記者や新初段たちが幽玄の間に行きます。和谷と伊角がヒカルに帰るぞと言いますが、ヒカルはもうしばらくいると言います。あのすごい対局の余韻にもう少しひたっていたかったのでした。やがて日も暮れた中、ヒカルはアキラとの今までのことを考えながら帰途に付きます。
