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16巻 中国棋院 [comment]
二眼2眼も分かってないし (70p)
さて眼というのは15巻のコメントにも書きましたように、自分の陣地で、相手がその中に打ち込んでくることが不可能な地のことです。こういうのが眼です。
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤ ├┼┼●●●┼┼┼┼┼┼┤ ├┼┼●┼●┼┼┼┼┼┼┤ ├┼┼●●●┼┼┼┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤これがなぜ眼かというとここで真ん中に白石を打ち込むと、それはそのまま黒に囲まれてしまっているため黒に即取り上げられてしまいます。つまり打っても意味が無いので、現代の囲碁ルールではそもそも打ってはいけないことになっています。
ところがこの眼を潰す方法があります。それは外側から完全包囲することです。
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ├┼○○○○○┼┼┼┼┼┤ ├┼○●●●○┼┼┼┼┼┤ ├┼○●┼●○┼┼┼┼┼┤ ├┼○●●●○┼┼┼┼┼┤ ├┼○○○○○┼┼┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤こうした上で、真ん中に打ち込むと今度は黒の8子が白石に外側と内側の両方から囲まれたことになり、この8子を取り上げることができます。つまり逆転してここは白地になってしまうわけです。
二眼というのは、これをさせないための基本的な手段です。つまり連結した2つの眼を作ってしまいます。
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ├┼○○○○○○○┼┼┼┼┼┤ ├┼○●●●●●○┼┼┼┼┼┤ ├┼○●┼●┼●○┼┼┼┼┼┤ ├┼○●●●●●○┼┼┼┼┼┤ ├┼○○○○○○○┼┼┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤このケースでは、上記のように白が周囲を完全包囲しても、白は真ん中に打ち込むことができません。なぜならさきほどは打ち込むと同時に黒石を取り上げることができたからこそ打てたのですが、今度の場合は2ヶ所中空があるため、どちらか一方に白石を打っても、それだけでは完全包囲ではないので、打ち込んだ白石自体が黒に囲まれていることになり打つと即取り上げられてしまうのです。このケースで黒石をとりあげるには真ん中の2つの眼に同時に打ち込みたいわけですが、一度に打てる石は1個だけ。
ということで「二眼」があれば、その地は絶対に相手に奪われることはないのです。これは囲碁を打つ上での基本中の基本です。これが分かっていないというのは初心者未満。無理矢理級を付けるなら60級程度ということになるのではないかと思います。
遅刻遅れてきた分の倍の時間オレの持ち時間から減らしたから (135局)
これが遅刻してきた時の標準的なルールです。ただし持ち時間の短い対局では倍にしないで単純に遅れてきた分の時間を引く場合もあります。日本棋院の規約では3時間未満の棋戦は倍にせずに引くことになっています。なお日本棋院の場合、1時間しても相手がこなかったら不戦勝(来なかった人は不戦敗)となります。ヒカルはサボっていた間ずっと相手の棋士を1時間も碁盤の前でぼーっと待たせていたんですね。全くひどい奴です。
