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●毛製品の種類(1)素材による分類
羊毛 fleece |
メリノ種 | 羊毛用に長い年月を掛けて品種改良したもの。19世紀にスペインで完成した。オーストラリアの羊の大半を占める。 |
| その他 | シェトランド, サウスダウン, ラッフェルなど。シェトランドは高級種として有名だが、流通しているものの中には偽物も多いらしい。 |
| 獣毛 |
ヤギ毛 | カシミヤ,アンゴラなど。モヘアは本来アンゴラ山羊の毛で作ったものをいう。 |
| ウサギ毛 | アンゴラ兎など。普通「アンゴラ」というとアンゴラ山羊よりアンゴラ兎の毛のことをいう場合が多い。 |
| ラクダ系 | キャメル, アルパカ |
| 合成繊維 |
アクリル, ポリエステルなど |
●毛製品の種類(2)織り方による分類
織物 facbic |
平織り plain | 縦糸・横糸を1本ずつ交錯して織ったもの。 |
綾織り twill | 3本単位で交錯させたもの |
繻子織り satin | 5本単位で交錯させたもの |
| 編物 |
棒編み knit | もっとも標準的な手編みの方法。ファンが多い。 |
鉤針編み crochet | 手芸的な小品に多い |
機械編み satin | 編み機(knitter)を使用したもの。 |
| 縮充品 |
フェルト(felt) |
| 工業編み |
ニット | 多くは横編み式の自動編み機によるもの。 |
| ジャージ | 細い毛糸をメリヤス編みしたもので裁断して使用 |
| フリース | 1デニール程度の極細毛糸で編んで起毛したもの。一般的なウール製品と違って普通の洗剤で洗えるのが特徴 |
●編み方の細かい分類
横編み weft knit |
全体の形状による分類 |
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丸編み circular | 円筒状に編み上げるもの。横糸は螺旋状。 |
往復編み flat | 長方形状に編み上げるもの。横糸は往復。 |
編み方による分類 |
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平編み | 天竺編み・メリヤス編みとも。ずっと同じ方向に編んでいく。 |
| 両面編み | ゴム編み・フライス編み・リブ編みとも。表編みと裏編みを(横に)交互に配置する。 |
| パール編み | ガーター編みとも。表編みの列と裏編みの列を(縦に)交互に配置する。 |
縦(経)編み warp knit |
編み方による分類 |
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デンビー denbigh | トリコット, 縦メリヤスとも。隣同士の列をかがっていくもの。 |
コード cord | 2つ隣りの列までかがっていくもの。 |
アトラス atlas | 斜めに何列も移行しては折り返すもの。 |
【ミニ知識】
メリヤス(medias) メリヤスというのは本来は靴下の意味である。スペイン語のmediasあるいはポルトガル語のmeiasが訛って「メリヤス」になったと言われる。それが明治以降そういう編み方をする靴下や下着などの総称となった。だいたい昭和30年代頃までこの言い方が通用していたが、最近では全て「ニット製品」と言い換える傾向がある。なお、メリヤス編みというのはつまり平編みのことで多くは横平編みのことをいい、縦平編みはトリコットという言い方が日本では比較的古くからあった。トリコット(tricot)はフランス語でニット製品全般のことを言う(本当の読み方はトリコ)。
ストッキング パンティストッキングは(横)メリヤス編みになっている。そのため伝線しても横糸は残っているためなんとか履き続けることができる。
トリコット トリコット(tricot)は縦編みの一種だが、伸縮性とフィット感があるため絹やナイロン素材のものがランジェリーとして使用されているし、化繊を使ったものは水着や車のシートなどとしても利用されている。ウールのトリコットは寝具やカーディガンなどに使用される。
梳毛と紡毛 羊毛は梳毛(そもう,carding)と紡毛(ぼうもう,woollen)に分けられる。前者は細く長い毛で、これで編んだセーターは素肌に直接着ることができる。後者は太く短いいわゆる毛糸っぽいふわっとした毛でセーターなどのほかツィード(tweed)の毛織物に使用される。
ウール100% ウールが97%以上の製品。新毛のみでなく再生毛が含まれていても構わない。
ウールマーク 新毛が99.7%以上で認定企業が生産し強度などが一定の基準をパスしている製品のみに付けられる。ラメなどの装飾用の繊維も5%以内でなければならない。
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