←↑→ 仮想旅2000(62) 伊予(2)・備後

翌12月11日(月)晴れ。

朝から松山に出て朝9時松山市駅発の大三島行きバスに乗ります。このバスは
今治から、海の上を通る国道317号線・西瀬戸自動車道(しまなみ海道)を
経由して大三島の宮浦まで行きます。

今治から来島海峡第三大橋で馬島へ。来島海峡第二大橋で武志島へ。来島海
峡第一大橋で大島へ。吉浦町・宮窪町を通って大島大橋から伯方島へ。そし
て大三島橋を渡って大三島へ。1120に大山祇神社前で降ります。

全国山祇神社の総本社。そして全国の山の管理者である大山祇神をお祭りし
ます。また全国の三島神社の中にも大山祇神を御祭神とする神社は多いです。

以前にも書きましたように三島明神には大山祇神と事代主神があって、この
伊予の三島明神が伊豆の三島明神の所を訪問して、伊豆の島を1個もらう話
なども残っています。「山祇(やまずみ)」とは「山住み」という意味とされ、
実際「山住神社」と書くケースもあるようです。海の管理者である綿津見神
(わたづみのかみ)と対であり、それに合わせて「山津見神」と書く場合も
あります。

ここは伊予の水軍の信仰があつかったところで、中世の甲冑が大量に奉納さ
れています。全国の甲冑の8割がここにあるとも言われています。

お参りしてから今度は福山行きのバスに乗ります。大三島から多々羅大橋を
渡って生口島へ。それから生口橋を渡って因島へ。因島大橋で向島へ。そし
て新尾道大橋で尾道へ。そのあと陸路で福山に入ります。所要時間70分。
バスは1時間に1本あります。到着は14時すぎ。

4年前の神社巡りの旅ではこのルートはフェリーだったのですが今回は完全
に陸の旅になってしまいました。このルートが全線開通したのは昨年5月の
ことです。

福山を1430の福塩線に乗り1503に新市。駅から歩いて2.5km吉備津神社にお参
りします。先日岡山で訪れた吉備津神社・吉備津彦神社と合わせて吉備三社。
元々は備中一宮の吉備津神社があったのが、吉備国が備前・備中・備後の3
国に分割された時、そこから備前・備後に神社も分社が作られたものなので
しょう。本来この3つは一体のものなのかも知れません。

ここは随神門が2つあるという変わった構成。こういう所は全国でもここだ
けということです。伝説によればある年、陰暦10月の神無月になったのに、
この神社の御祭神が出雲に行かなかったそうです。心配した大国主神が使者
を2人遣わして様子を見に行かせた所、寝過ごしていた御祭神が「よく来ら
れました」といって使者を歓待。大宴会になってしまって、結局使者も酔い
つぶれ、その2人の使者が第二随神門の主になってしまったとのこと。

この手の話は(色々な意味で)なかなか面白い。

お参りしたあとまた福山に戻り、今日は福山市内で泊まりです。




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