←↑→ 仮想旅2000(59) 備前・備中

翌12月6日(水)晴れ。

今日は岡山市内の2つの一宮に行きます。備前国一宮の吉備津彦神社と備中
国一宮の吉備津神社です。この2つの神社は距離にしてわずか1.7kmしか離れ
ておらず実際同じ山(茶臼山古墳)の東側と西側に位置しています。昔はこ
の間に備前国と備中国の境界線が走っていたのですが、現在はどちらも岡山
市内になってしまっています。御祭神はどちらも吉備津彦命。崇神天皇の
四道将軍の一人で桃太郎のモデルとされている人です。

まず岡山駅前のホテルから5.7km歩いて吉備津彦神社へ。御田植神事が有名。
戦国末期には小早川秀秋、江戸時代に入ってからは池田家の代々の藩主に
崇敬されてきました。池田氏の祖廟にもなっています。

お参りしてから山麓北側を回って吉備津神社へ。こちらの神社の方が先程の
神社より歴史が古いようです。鳴釜神事で有名な所。この鳴釜神事に関して
雨月物語の「吉備津の釜」の話も有名。この件は
  http://www.ffortune.net/symbol/rei/kibitu.htm
を参照してください。この吉備津神社は本殿が丑寅の方角を向いているとい
う変わった配置です。長い回廊の先に問題の鳴釜神事の釜があり、この釜は
吉備津彦が倒した山賊・温羅の遺体を埋めた上に乗っているとされます。鳴
釜神事とは、温羅の霊が自分の妻に祭祀をさせてくれるお礼に変異ある時は
釜を荒々しく鳴らして報せてくれると約束してくれたという故事にもとづく
ものです。

お参りしてから、市街地の方には戻らず、そのまま高松方面に向かいます。
約6km歩いて高松稲荷。一般には「最上稲荷(さいじょういなり)」の名前で
知られています。ここは愛知の豊川稲荷と並ぶ、仏教系稲荷の中心地。正式
名称は最上稲荷教総本山妙教寺。ご本尊は最上位経王大菩薩です。仏教系で
もお稲荷さんはお稲荷さん。お参りしていきます。

そのあと3.7km下り道を歩いて備中高松駅に戻ると15時でした。今日はここま
で。移動します。
 備中高松1521→1539岡山→1551→1714姫路1717→1740明石
駅から700m歩いてフェリーターミナルに行き、岩屋行きの連絡汽船に乗りま
す。これはこの時間帯は20分ごとに出ていて所要時間13分。あっという間に
淡路島です。岩屋から20:00の津名港行きバスに乗り、50分で郡家。今日は
ここで泊まりです。




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