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翌12月3日(日)雨。

上京区のホテルから昨日とほぼ同じ道をたどって賀茂へ。まず上賀茂神社に
お参りします。

京都の賀茂神社は上賀茂神社と下鴨神社に別れていますが、歴史的に古いの
はこちら上賀茂神社です。御祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおお
かみ)。五穀豊穣の象徴としての雷神様とされ古くから信仰されています。
賀茂神社の神紋は葵であり、それ故にこの神社のお祭りを葵祭といい、徳川
家康の葵の紋もルーツはここです。

この神社について詳しいことは下記をご覧下さい。
http://www.ffortune.net/spirit/zinzya/miya/kamo-kyoto.htm
http://www.ffortune.net/calen/maturi/05/aoi.htm
http://www.ffortune.net/fortune/onmyo/kamo/kamo01.htm
http://www.ffortune.net/fortune/onmyo/kamo/kamo35.htm

上賀茂神社で目立つのは円錐状に白砂を盛った「立砂」。広い境内を複雑に
歩いてお参りします。

お参りした後、左手の大田神社にお参りします。一般には5月頃咲くカキツ
バタで有名なところですが、ここは天宇受売神(あめのうずめのかみ)の聖地。
重要拠点です。小さいながらもきれいな空気のある空間を体感してから次へ。

道を南下します。約3km下って下鴨神社へ。ここは正式には賀茂御祖神社とい
い、賀茂別雷神の母の玉依媛命(東本殿)とその玉依媛の父の賀茂建角身命
(西本殿)が祭られています。賀茂建角身命は神武天皇の熊野越えを導いた
人で八咫烏の称号を受けた人です。

お参りしてから約800mほど南下。まだ境内ですが、河合神社にお参りします。
これも延喜式の名神大とされる式内社(鴨川合坐小社宅神社)です。下鴨神
社と河合神社の間に糺の森(ただすのもり)が広がっています。また河合神
社の場所は賀茂川と高野川の合流点です。

お参りしてから時計を見ると10時。高野川を渡って南東へ道を取ります。約
30分で吉田神社。

吉田神道の中心地として著名で、八卦を象徴するといわれる独特の形の大元
宮も有名です。このような形の祭祀を始めたのは吉田兼倶ですが、この神社
からは兼倶の百年前には「徒然草」で有名な吉田兼好も出ています。兼好の
時代はこの神社は貧乏神社でした。

元々は中納言・藤原山蔭が藤原一族の氏神を奈良の春日大社から勧請して
平安京の守護としたものです。大原野神社・春日大社とあわせて藤原氏神
三社とされていました。藤原山蔭は藤原北家の祖房前の孫の曾孫で、戦国の
武将・伊達政宗のご先祖様です。

ここにお参りすると全国の神社にお参りしたのと同じだけの御利益があると
いう問題の大元宮にもお参りしてから次へ。

約30分で平安神宮に入ります。ここも広大ですね。平安遷都千百年を記念し
て造られた神社です。御祭神は桓武天皇。後に孝明天皇が合祀されています。

大きな拝殿の前でお参りした後、参道を延々と歩いて南へ。この参道はほん
とにいつまでも続く感じです。

やがて知恩院のそばを通り抜けて八坂神社へ。牛頭天王をお祭りする西日本
の祇園社の総本社です。今日は京都の三大祭の関連社を総なめしています。
しかし八坂神社はいつ来ても人が多いです。

お参りしたあと円山公園側に抜け、霊山観音・二年坂・産寧坂を経て清水寺
へ。その境内の地主神社へ回り込みます。ここ清水寺の境内はもう観光客だ
らけ。この地主神社は良縁祈願で有名な所です。

ここで時計を見ると15時すぎ。茶碗坂・五条坂を下って、五条大通りへ。鴨
川を越えて、五条駅の近くの市姫神社にお参りします。

市姫というのは市杵島姫のことで、宗像三女神と、神大市比売(お稲荷さん
や大年神のお母さん)・下光比売(大国主命の娘で賀茂大神の同母妹)がお
祭りされています。

下光比売は一般に安産の神様として信仰されており、ここは実はここにあっ
た井戸が重要です(旧社地にあったもので、現在地には井桁のみが保存され
ている)。天真名井と呼ばれ、昔は皇室に皇子が産まれると、ここの井戸の
水で産湯を使う風習がありました。

今日はこの市姫神社で打ち上げとします。




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