←↑→ 仮想旅2000(50) 因幡

翌11月22日(水)曇り。

東郷温泉を出て松崎駅6:02の山陰本線上りに乗り、6:26宝木で降ります。こ
こから少し山道。50分弱で板井神社に至ります。

ここは神仏分離でかなりやられてしまったようなのが残念。古い式内社です。
御祭神は天明玉命とされていますが、神殿の地下に埋まっていると伝えられる
方六尺の青石がご神体です。ある夜雷光とともに御祭神がこの石とともに舞い
降りたといいますので、巨大な隕石なのかも知れません。

この近隣の総氏神様です。お参りします。

帰りは反対側に出ます。海岸の方へ約40分歩いて白兎神社。因幡の白兎の本
拠地。目の前にはみごとに兎の形をした島・淤岐島があります。因幡の白兎
が渡ったのは隠岐の中之島だという説もあるのですが、目の前にこの兎の形
をした島を見ると、伝説の地はここでいいんじゃなかろうか、という気がし
てきます。

御祭神は白兎神。この淤岐島自体が古代の磐座(いわくら)ではないかという
説もあります。現在海岸にあった川島神社が合祀されていますが川島神社の
例祭ではこの神社の旧社地から淤岐島まで綱を張る神事が行われていたとの
ことです。今もやっているかどうかは確認し忘れました。この川島神社の御
祭神はワニですが、現在豊玉姫とされています。

お参りしてから約30分歩いて末恒駅に到達します。ここから8:43の上りに乗
って8:50湖山着。700m歩いて伊和神社に至ります。

播磨国一宮の伊和神社の関連社という説もあるのですが、旧社地にある大岩
が実際のご神体であるようなので、岩神社が変化したものと考えるのが妥当
でしょう。御祭神は播磨の一宮と同じく大己貴命に、天照大神・須佐之男尊
の三柱ということになっていますが、日子坐(ひこいます)王であるという説
も根強いようです。

日子坐というのは崇神天皇の四道将軍の一人であり、賀茂氏の祖のひとりで
あり、神功皇后のご先祖様。そしておそらく大和朝廷を造った人物です。

お参りしてから山陰本線の反対側に渡り約2km歩いて大野見宿禰命神社に至り
ます。御祭神はむろん野見宿禰。相撲の元祖であり埴輪の提唱者であって、
その子孫は埴輪にちなんで土師(はじ)氏を名乗ります。菅原道真の出た菅原
家はこの土師氏の分流。

お参りしたあと鳥取駅の所を通って6.8km歩き宇倍神社に至ります。ここが
因幡国一宮。御祭神は武内宿禰とされていますが、本来は続日本後紀などの
記事から武牟口命ではないかとの説が提示されています。

お参りしたあと4.4km歩いて鳥取駅に戻ります。時刻は12時40分すぎ。JRで
移動します。

 鳥取1329→1415浜坂1433→1531城崎1552→1602豊岡

今日は豊岡市に泊まります。




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