←↑→ 仮想旅2000(30) 熊野(3)

翌10月13日(金)晴れ。

この熊野巡りが晴天に恵まれたのはほんとうに幸運でした。雨の中を踏破で
きるようなところではありません。ここから熊野本宮までの「大雲取越・
小雲取越」は熊野古道の中でも最も険しいと言われるところです。

朝早く那智の旅館を出て、青岸渡寺の本堂の裏の坂からこの道に入ります。
約30分で那智高原。1時間半で登立茶屋跡。1時間で舟見峠(868m)。ここから
昔は那智湾が見えていたのでこの名前があります。ここで少し休憩。

緩やかな下りを通って1時間半で地蔵茶屋(702m)。ここで少し休んでから
上り坂。石倉峠(805m), 越前峠(870m)。この付近が一番きつい所でした。
かなりペースダウンしてしまい、本来地蔵茶屋から45分とガイドブックには
あったのですが、ここで2時間使って、着いたのは13時ころでした。

そこでお弁当にして、今度は下り。ここから一気に800mを降ります。600m
降りた所が 楠の久保旅籠跡で、中根の旅籠跡を経て円座石、そして小口へ。
幸いにも15時くらいに到着することができました。ここはなんと標高64m
という低地です。ここの小口自然の家に泊まります。

翌10月14日(土)晴れ。

朝9時に出発して、小口から平地を小和瀬まで歩き、赤木川を渡って、路地
のような所を抜けて小雲取越の上り坂に入ります。この坂がきつい。403mの
桜茶屋跡までガイドでは1時間ということでしたが実際には昨日の疲労も残
っているので2時間かかりました。

山道をずっと歩いて石堂茶屋跡(402m)まで約1時間。お昼も過ぎたので、こ
こでお昼御飯にします。百間ぐら付近からは下りになって14時頃松畑茶屋跡。
約1時間で熊野川のほとり請川。1時間で湯峯王子。もう本宮は目の前です。
そして今日はその近くの湯の峰温泉で泊まります。

(本宮へお参りするのは昔は元々は新宮から船で熊野川を遡っていました。
この大雲取越・小雲取越は参拝ルートのバリエーション。ちなみに昔の人は
足が速いので、那智から本宮まで1日で来たようです。一応現代のガイドで
も12時間で歩けることになっています。でも女性の足ではやや無理かも)




(C)copyright ffortune.net 1995-2013 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから