←↑→ 仮想旅2000(25) 伊勢(1)・伊賀

翌10月8日(日)。雨。

四日市市内の諏訪神社にお参りした後、近鉄四日市駅の南バス乗り場から
7:11発椿大神社行きに乗ります。終点まで約50分。

着いた所は伊勢国一宮、椿大神社(つばきおおかみのやしろ)です。日本
全国猿田彦大神を祭る神社の総本社。

さすがに境内はかなり広いです。長い参道を通って拝殿まで行きます。左手
に見える前方後円墳(高山土公神陵)は猿田彦大神の御陵と伝えられていま
す。猿田彦大神(さるたひこおおかみ)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)
の孫の瓊々杵尊(ににぎのみこと)が約180万年前、高天原からこの国に御降臨
になった時にその道案内をなさった神様です。

その時瓊々杵尊に付き従っていた天鈿女神(あめのうずめのかみ)と結婚して
一緒に道祖神になったといわれています。その天鈿女神は拝殿の右側にある
別宮にお祭りされています。こちらは全国天鈿女命を祭る神社の総本宮です。

また、本殿の相殿には瓊々杵尊(ににぎのみこと)、そのお母さんの栲幡千々
姫命(たくはたちちひめのみこと)、その他三十二神がお祭りされています。
また、別宮から更に右手前方に回り込んだところにある行満堂には道祖神の
神裔で、役行者(えんのぎょうじゃ)をお導きになったという行満大明神(ぎ
ょうまんだいみょうじん)や、十一面観音・薬師如来・大日如来・不動明王・
阿弥陀如来・聖徳太子などが祭られています。

境内をゆっくり回ってお参りして、またバスで四日市市へ戻ります。近鉄
四日市駅から名古屋山田線の伊勢方面行きに乗り約40分で伊勢中川。ここか
ら大阪山田線の大阪方面行きに乗り約40分で名張。降りて時計を見ると12時
すぎです。

名張川を大屋戸橋で渡って、杉谷神社にお参りします。行程約2.5km。ここは
名張の豪族(黒田悪党)大江氏の氏神です。この一帯は悪党や忍者の本拠地
です。領主の圧政に反発した住民をまとめて、それに立ち向かい最終的には
領主もその勢力を無視できないような存在になったのが大江氏でした。元々
は宮中で台所役として仕えていたのが、この地に下って荘園の管理者になっ
たようです。伊賀忍者の家系として有名な服部家や、一方の悪党の雄・楠木
正成を出した楠木家などともつながりがあるようです。

この杉谷神社の現在の社殿は桃山時代頃か江戸時代初期に建てられたものの
ようです。

さて、次の目的地に移動します。名張駅に戻り、近鉄大阪山田線伊勢方面行
きに乗って約1時間で伊勢市。近くのホテルにチェックインします。時刻は
16時少し前。




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