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翌9月26日(火)。凄まじい雨。午前中の行動を断念します。市内の図書館に
行って地元の資料を調べました。

午後になって雨も上がったので動き始めます。今度は能登半島の東側を北上
です。七尾市内から国道249号線に沿って、沿線の神社にお参りしながら北上。

七尾市内で能野神社・市杵島姫神社・菅原神社・白山神社・八幡神社。田鶴
浜町に入って白山神社・市姫神社・住吉神社・白比古神社、中島町に入って
日面神社・菅忍比(羊)神社(式内社)・白山神社・日吉神社・住吉神社。

中島駅の所から内陸方面に行く道をたどるとまた多数の神社があるのですが
今回はパスです。249号線に沿って歩き続け、熊野神社・白山神社・加茂神社・
八幡宮、穴水町に入って白山神社・御門主比古神社・火宮神社・菅原神社。

もうここで夕方になりますので、今日は穴水泊です。しかしほんとに能登半
島は社寺の宝庫です。今回はお寺系をパスしていますが、訪問したいお寺も
いくつかあります。

翌9月27日(水)。今日も雨。

まず穴水町内上野の神目伊豆伎比古神社を訪れます。私の知る範囲でこの名
前の神社が穴水町内に3つあります。そのいづれかが延喜式に載っている
同名社であると思われます。

そのあと稲荷神社・白山神社・金比羅神社によって長谷部神社へ。それから
また本道に戻り国道249号線に沿って進みます。この付近では249号線は湾に
沿って大きく蛇行しています。穴水湾はこの付近では随一の良港です。

明治時代にこの地を訪れたるパーシヴァル・ローエル(冥王星の発見者)は
ここの美しさをオランダの水の都にたとえたといいます。町内由比ヶ丘には
彼を偲ぶ碑が建っており、天体望遠鏡を備えた施設が建っています。この丘
の麓にはあるのがさきほどの長谷部神社。文治2年(1186)源頼朝の命でこの
地に地頭として赴任してきた長谷部信連を祭る神社で7月には町内で長谷部
祭りが行われます。この長谷部神社の境内には穴水町歴史民俗資料館があり
珠洲焼きなどを含む多数の歴史資料が展示されています。

さて、いったん南行した道がやがて北行に転じ、甲を通って沖波・前波に
至ります。この沖波と前波にも神目伊豆伎比古神社がありますので訪れてい
きます。そして能都町に入り鵜川の菅原神社を訪れます。能登半島には白山
神社が多いですが菅原神社も多いです。

この鵜川の菅原神社は11月のいどり祭りで有名なところです。毎年当番の
男性達が作った直径1.2mの大鏡餅を当番以外の男性達が様々に「いどる」
(いちゃもんを付ける)というお祭り。ちょっと出雲の熊野大社の鑽火祭にも
似ていますね。

このあとお隣の海瀬神社を訪問し、矢波の日吉神社、波並の火宮神社、そし
て藤波と宇出津の境の所の神目神社に寄って、宇出津(うしつ)に入ります。
今日はここで泊まりです。

翌9月28日(木)。今日は晴れ。

駅から歩いて10分ほどの所の白山神社を訪れます。今回の能登の路はここで
打ち上げとします。

能登半島に白山神社が多いのは白山の歴史と関わっています。白山は飛騨・
越前・加賀の3国の境界にあるため、そもそも白山を祭る神社というのは、
この三国にひとつずつありました。それが古来よりどこが本家なのかという
論争を引き起こし、江戸時代の寛文年間に幕府の裁定に敗れた尾添・荒谷地
区の住民が加賀藩の配慮により新天地として能登に移住させられました。そ
の本拠地は門前町の山是清の白山神社なのですが、さすがに昔日の勢いは今
はなくなっているようです。そもそもこの山是清の白山神社は私が持ってい
る地図では載っているものがありません。一度行ってみたいのですが、門前
町は徒歩ではきついので、今回のルートからも外しました。またいづれ。




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