仮想旅(8)茨城/鹿島神宮

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written by Lumiere on 96/12/10 05:07 たっぷり眠ったお陰でさわやかな目覚めとなりました。

起きたのは5:30爽快な気分です。足の筋肉疲労は隠せませんが、アンメルツを たっぷり塗って、早朝、鹿島神宮へと出かけました。大鳥居を抜けて赤い楼門 を見上げてから、中へと進みます。

ここの祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)、これは国譲り神話に出 てくる神様です。

大国主命(おおくにぬしのみこと)が日本を支配していたとき、天照大神(あ まてらすおおみかみ)の一族が国を自分たちに譲るようにと言ってきます。最 初の内にやってきた使者はうまくてな付けられてしまうのですが、最後に武甕 槌神がやってくると、大国主命の息子の武御名方神(たけみなかたのかみ)が 対抗するも破れて諏訪湖まで逃げて行ってしまったので、大国主命も国譲りに 同意します。この国譲りを実力で成し遂げたのが武甕槌神で、日本に天孫族の 支配を確立した大和朝廷の功労者というわけです。

そのため、この神社の創建は神武天皇元年と伝えられ、社殿が建てられたのも 崇神天皇の時代になります。そしてこの神社の神官の一族から中臣家が出て、 藤原一族へとつながる訳です。藤原一族の神社というと奈良の春日大社が有名 ですが、これも鹿島神宮の祭神を勧請して行ったものです。

ところで鹿島神宮にはひとつ重要な働きがあります。それは日本を支えている 場所だということです。古くから日本列島の下に巨大なナマズがいるという伝 説があります。絵にもたくさん描かれていまして、それを見ると、ナマズとい うよりも蛇か龍のように見えます。もっともこれは日本列島を取り囲むために 胴体を長くせざるを得なかったためでしょうが。そしてこの巨大な魚の頭と尾 がこちょうどこの鹿島神宮の所に来ていて、それを武甕槌神が大きな釘(要石) で刺して動けないようにしているのだ、というのです。

この記事は常陸国誌にも見えますから、相当古い伝説だと思われます。そして この押さえてある大魚がたまにふるえたりすると地震が起きるのだということ です。そして万一誰かがこの釘を抜いてしまうと、日本列島はたちまち破壊さ れる、ということで、この魚のことを国抹殺魚ともいうそうです。

なお、これが「要石」だ、と言われているものが神社の奥の方にありますが、 今回はパスして、この大神社にしては小振りで感じのいい拝殿で参拝を済ませ た後、先へと進むことにしました。今日12/05は実は盛り沢山なのです(^_^;


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