多賀大社

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滋賀県多賀町
伊邪那岐命・伊邪那美命

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)は日本列島を創成した神で、高天原(たかまがはら)の主宰者である天照大神(あまてらすおおみかみ)の親に当たります。

そこで昔から「お伊勢参らば多賀にも参れ。お伊勢はお多賀の子でござる」とか「お伊勢七度、熊野へ三度、お多賀さまへは月参り」と歌われて来ました。

多賀大社の参拝の拠点として多くの参拝客が利用したのが彦根の地です。 古事記では、国作りを終えた伊邪那岐命が後事を天照大神須佐之男神月読神の三貴子に託して、「淡海の多賀」に引退します。この宮が一般にこの多賀大社とされています。(淡路島説もある)

そういう訳で、この宮は一般に伊邪那岐命の本拠地とされ、全国多賀神社の総本社です。

一方、別の伝説によれば、伊邪那岐命は多賀大社の近くの山の上に最初顕現したとされます。昔から多賀二座とされており、もう一方の神は不明だったのですが、近世以降はやはり伊邪那岐命と一緒にお祭りされているのだから、奥様の伊邪那美命であろうということで、御祭神は伊邪那岐神・伊邪那美神ということになっています。


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