金比羅様

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金比羅様
金比羅大権現 こんぴらだいごんげん
香川県の金刀比羅宮


金比羅(こんぴら)様は、本来は薬師如来の十二神将の筆頭・宮比羅大将(くびらたいしょう:インドではクンピーラ)のことで、般若守護十六善神の一に数えられる守護神であり、釈迦が修行したというヒフラ山の守護神でもあります。このヒフラ山は形が象の頭に似ているされ象頭山(ぞうずさん)とも呼ばれました。

そのため、全国金比羅神社・琴平神社の総本宮である讃岐の金刀比羅宮(ことひらぐう)は、象頭山金比羅大権現と呼ばれていました。

元々はワニの神様であるとされ、そのため水に縁があって、また、この讃岐の象頭山が瀬戸内海を航行する船の目印になったことからいつしか船の守り神とされるようになりました。特にこの付近を根拠地とした塩飽水軍が熱烈に信奉し、「流し樽」という風習も生まれました。

これは沖を通る船が金毘羅様にお参りする為に、「奉納金比羅大権現」と書いた幟を立て、船の名前と航海安全を祈る祈祷文、そして初穂料を入れた樽を海に流すものです。岸に流れ着いた樽は地元の人が拾って神社に届けてくれる仕組になっています。

このため、金毘羅様は海の神様であるにも関わらず一般に港の近くの目立つ山の上に御鎮座しており、象頭山の場合も本宮まで785段、奥宮まではそれプラス583段の階段をのぼったところにあります。

その他詳しいことは金刀比羅宮の項を参照して下さい。



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