※「セキュリティ保護のため...」というメッセージが出る方・日本語が入力できない方へ
賀茂別雷神 かもわけいかづちのかみ |
| 京都上賀茂神社 |
| 賀茂建角身神 賀茂玉依姫 |
賀茂建角身命 ‖ +――玉依日子 ‖――――――+ ‖ +――玉依日売 神伊可古夜日女 ‖――賀茂別雷神 火雷神山城国風土記の逸文(釈日本紀)によれば、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の娘の玉依日売(たまよりひめ)が石川の瀬見の小川(*1)で川遊びをしておられたところ、丹塗りの矢が川上から流れて来ました。そこでそれを持ち帰って寝床の近くに挿しておいたところ、身籠もって男の子が生まれたといいます。この子がこの賀茂別雷神です。
その子が成人する時になり、祖父がお祝いに八尋の家を造り、八戸を堅く固めて、八腹に酒を醸造して、人々をつどい集め、七日七晩の宴会をしてから、その子に「お前のお父さんにもこの酒をあげなさい」とおっしゃったところ、その子はお酒を持って屋根を突き抜け、天まで昇っていきました。そこで、この子の父は神様であることが分かったのです。
お祖父さんの賀茂建角身命とお母さんの玉依姫は京都下鴨神社におられます。お祖母さんの神伊可古夜日女(かむいかこやひめ)は氷上町の神野社におられます。別雷神のお父さんの火雷命(ほいかづちのみこと)は長岡町の乙訓神社におられます。また別雷神・玉依姫・賀茂建角身命は三井の社(現下鴨神社内三所神社)にも祭られています。
なお同様の説話が古事記・秦氏本系帳にもあり、登場人物の名前は異なっています。
姫 丹塗り矢 御子 古事記(神武) 勢夜陀多良比売 大物主神 比売多多良伊須気余理比売 山城国風土記 玉依日売 火雷命 可茂の別雷命 秦氏本系帳 阿礼乎止女 松尾大明神 都駕布この説話の類似性から京都の観光ガイドなどでは、賀茂別雷神のお父さんを松尾大明神(大山咋神)と書いているものがありますが、そういう訳ではありません。詳しくは賀茂探求の項を参照してください。