食物神

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食物神大気都姫神 おおげつひめのかみ
保食神 うけもちのかみ

ここで、少し食物に関する神をまとめておきます。

まず大気都比売神(おおげつひめのかみ)は伊邪那岐神・伊邪那美神の神産みの時に、最後の方でお産まれになった神です。字としては大宜津比売神、大宜都比売神、などとも書かれています。

神裔としては、大年神の子の羽山戸神との間に、若山咋神、若年神、妹若沙那売神、弥豆麻岐神、夏高津日神(夏之売神)、秋毘売神、久々年神、久々紀若室葛根神といった神々がおられます。

一方でこの神は素戔嗚神が高天原を去る時に、殺されてしまったとも古事記に書かれています。そしてその死体から五穀が発生したというのですが。。。。。大年神は大国主神の子で、大国主神は素戔嗚神が高天原を去ったあとに出来た子孫なので、この話は矛盾しています。

でもまぁ、いいでしょう(^^;;

この話が日本書紀では、今度は月読神と保食神とのエピソードになっています。

日本書紀の場合は、その月読神の所行に怒った天照大神が「お前の顔は見たくない」と言ったため、太陽と月は昼と夜に別れて輝くようになったとして、昼夜起源の話になっています。

なお、この保食神の出自ははっきりしておらず、一般には上記の大気都比売神と同じ神であろうと推定されています。

また、これらの神は、同じ食物神ということで、しばしば稲荷神社の御祭神の宇迦之御魂神や、伊勢の神宮外宮の神である豊受大神とも同一視されています。

ここには、保食神の「うけ」、豊受大神の「うけ」あるいは「うか」、宇迦之御魂神の「うか」という音の共通性もあります。



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