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全国66ヶ国お寺巡り99(69) 磐城
再びバスで会津若松駅に戻ったのは11時半ころでした。 11:43の磐越西線快速に乗り12:58郡山着。ここから13:00発の磐越東線に速攻 で乗り継ぎ、14:37いわき(旧平駅)に着きます。(13時のをのがすと16:39着に なってしまう。ローカル線はつらい) ここから川平行きのバスに乗り、国宝阿弥陀堂前下車。徒歩3分。 ここはいわき市。白水阿弥陀堂。真言宗のお寺で、近くの菩提山無量寿院 願成寺の所属になっています。 この阿弥陀堂の創建は岩城太夫則道の夫人徳姫(徳尼御前)です。 岩城氏は、平将門と争った平国香の子・平繁盛の四世の孫です。後三年の役 のとき、八幡太郎・源義家に従って武功があり、役の後、磐城五郡を賜って 岩城氏を称しました。 この徳姫は奥州藤原の藤原清衡の養女で、故郷平泉を慕って、城下に「平」 とか「泉」という名前を付けました。また白水とは「泉」を分解したもので あり、徳姫は夫亡きあと、その菩提を弔うためにこの阿弥陀堂を建立しまし た。この場所は姫が夢で感得したものです。 この白水阿弥陀堂は平泉の金色堂を模したもので、藤原時代を代表する阿弥 陀堂のひとつです。同時期のものとしては、平泉金色堂のほか、宇治平等院 の鳳凰堂、大分富貴寺の阿弥陀堂、日野法界寺の阿弥陀堂、宮城県高蔵寺の 阿弥陀堂などがあります。 この阿弥陀堂では、四本の内陣柱に十二光仏を極彩色で表し、正面に阿弥陀 来迎の壁画、裏面は弥勒浄土の壁画、外側壁面には九品浄土が描かれていま す。 中央は黒漆の須弥壇。阿弥陀如来座像に観音・勢至の三尊像。前方に持国天 ・多聞天。 平泉の阿弥陀如来と似ていますが、平泉の場合の印は 中央須弥壇:上品上生 清衡の棺上:同 基衡の棺上:同 秀衡の棺上:上品下生 となっています。これに対してここの印は下品上生になっています。