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全国66ヶ国お寺巡り99(60) 伊勢
三重県は旧国境では伊勢・志摩・伊賀の三国に分かれます。このうち、大半 を占めるのは伊勢。伊賀は内陸部で、志摩は志摩半島です。現在の行政区域 では、伊賀は上野市・名張市・青山町・大山田村・伊賀町・阿山町・島ヶ原 村、志摩は鳥羽市・磯部町・阿児町・大王町・浜島町・志摩町です。それ以 外は全て伊勢国になります。 正福寺を後にして、また山道を1時間半ほど下り、松尾に戻ってきました。 ここから近鉄で鳥羽駅まで戻ります。ここからJRの快速で1時間。津につ きます。今日はここで泊まりです。お風呂の中でゆっくりと足をもみほぐし ぐっすりと寝ます。 翌4月1日(木)。朝JRで市内の一身田駅まで行き、ここから歩いて約5分。 4月に入って最初に訪れるのは、浄土真宗高田派の大本山・高田山専修寺。 ここは浄土真宗にとっては超重要拠点のひとつです。 親鸞上人は京都を追放になったあと、北陸から関東に移り、栃木県の高田で 布教活動を行いました。そのため、高田の地は本願寺が蓮如上人により盛ん になる以前は、浄土真宗の最大の中心地でした。 専修寺は当時親鸞上人が建立した道場が出発点で、その後教団の拡大を図る ため、京都に近いこの地にあった無量寿院の場所に移転してきました。その 後、関東方面の教団は逆に勢力を失っていったため、結果的にはこの地に、 高田門徒の伝統が生き延びることになりました。この歴史により、この寺に は親鸞上人の真筆など、大量の国宝・重文が収められています。 広い境内をゆっくりと歩き回り、お詣りさせていただきます。