※「セキュリティ保護のため...」というメッセージが出る方・日本語が入力できない方へ


全国66ヶ国お寺巡り99(59) 志摩
万松寺にお詣りしてから地下鉄でJRの名古屋駅まで行きます。ここから、 16:10の快速みえ15号に乗り、18:04に鳥羽着。今日はここで泊まりです。 翌3月31日(水)。近鉄鳥羽志摩線に乗り、松尾駅で降ります。ここから山道 を6kmのぼります。早春の山は当然寒いです。普通に参拝するのでしたら、 いっそのこと鳥羽市からタクシーに乗って往復した方がよいでしょう。だい たい鳥羽市から車で25分ほどだそうです。 木々の間を塗ってひたすら歩きます。歩いている内に完全に頭は空白。この 旅で足はかなり疲労が蓄積しています。ときどき立ち止まってアンメルツを 塗りますが、まぁこれは気休め。湿った静かな山の空気に包まれて、息があ がります。 時々休みながら歩き続けて2時間ほど。突然開けた所に到着します。そして 目の前に大きな仁王門。目的地です。 ここは青峰山正福寺。高野山真言宗に属する古い霊地。 元々約2000年前、伊勢神宮を開いた倭姫が、最初にこの山の上に天照大神を ご鎮座させられたと伝えられている、極めて神聖な場所です。 その後、倭姫は現在の伊勢神宮の地に大神をお移しになられた訳ですが、そ の故地をきちんとお祭りしようというわけで、天平14年(742)、聖武天皇が 行基菩薩にお命じになり、ここに伽藍が建立されることになりました。 するとその時、相差(おうさつ)の海に1頭のクジラが現れ、そのクジラの 背に十一面観音菩薩像が乗っていたといいます。そこで、これはきっと天照 大神が、お遣わしになったものであろうということで、このお寺にご本尊と して祀られることになったのです。 このようないわれから、ここは船乗りの守護神として古くから篤く信仰され ており、特に旧暦1月18日の御船祭りはたいへんな賑わいになります。また、 伊勢の商人たちの守り神としても深く信仰されてきています。 たくさんの船絵馬を見ながらお詣りさせていただきます。 さすがに疲れたので、すこし一休み。鳥羽市のコンビニで買っておいた、お にぎりを食べ、500ccのペットボトルのお茶を一気に飲みます。むろん、 ペットボトルの空き瓶はそのままリュックの中へ。