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西大寺駅まで戻り、赤穂線を岡山まで戻り、更に山陽本線を下って9時半頃に
倉敷に着きます。今日の2ヶ所目の目的地はここから4kmほどの安養寺です。
倉敷駅からバスにのって福山の中腹・安養寺バス停で降ります。

ここは別名朝原山毘沙門天といい、ご本尊は兜跋毘沙門天立像(重文)。この
ご本尊の他にも42体の毘沙門天像が祀られています。元々は保延元年(1135)
に鳥羽上皇が100体の毘沙門天像を奉納したものです。また、毘沙門天の奥様
の吉祥天像もあり、こちらも重文。いづれも檜の一木造り。平安末期の特徴
が出ています(仏像は鎌倉時代になると寄木造りが多くなります)。

創建の時期はよく分かりませんが弘法大師空海であるともいいます。現在は
真言宗に属しますが、以前は天台宗であった時期もあるようです。多少情報
が混乱しているようなのですが、建武の中興の時の戦乱(福山合戦)で一度
焼け落ちて、江戸時代になってから復興されたとも言われます。しかし福山
合戦で焼けたのは現在地にあった別の寺で、その跡地にこの安養寺が引っ越
して来たとも聞きます。また、平安末期に一度焼け落ちて、源頼朝が再建し
たという説もあります。(もし平安末期に焼けたのであれば鳥羽上皇が毘沙
門天像100体を奉納したのはその前だろうか後だろうか??)

まぁ、ともかくも仏様にご挨拶。どのような歴史を経てきたのかは分かりま
せんが、仏様は厳しい目で悠久の時を感じさせてくれます。




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