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全国66ヶ国お寺巡り99(17)隠岐
一畑電鉄の一畑口駅で時計を見たら11:15です。ここから今度は松江方面の 電車に乗ります。降りた所は電車の終点松江温泉。少し時間があるので、 ここで1時間ほど温泉に入って体を休めます。とにかくお湯の中で体をもみ ほぐします。 さて、14時すぎのバスに乗り、七類(しちるい)港へ。ここからフェリーに 乗ります。目指す隠岐の西郷町のフェリーターミナルに着いたのは18時前で した。今日はもう泊まるしかありません。ここはわりと大きな町で旅館も多 数あります。電話で予約していた旅館に入り、お風呂に入って、ご飯を食べ て、ひたすら寝ます。 明けて3月10日(水)。朝から行く先は国分寺です。バスで行くと15分の距離 なのですが、実は朝のフェリーに乗りたいので、早朝歩いて向かいました。 歩いても40分程度です。 国分寺という名前は何度も出てきたように、聖武天皇が全国に置かせたお寺 で、その昔、後醍醐天皇がここに流された時に行在所が置かれていた由緒あ るお寺です。しかし、明治の廃仏毀釈運動のため、寺は破壊され、全ての堂 宇が灰に帰してしまいました。唯一、後醍醐天皇の隠岐脱出を描いた壁画だ けが、壁に残されています。 現在の本堂は昭和になってから再建されたもので、本堂内に安置されている 腕の取れた四天王像も、廃仏毀釈の時に裏山に投げ捨てられた際、腕を失っ てしまったものです。ほんとにここの運動はひどかったようですね。しかし 形のあるものは破壊されても、形のないものは、残っていました。平安時代 から伝わる国分寺の蓮華会舞は国の重要無形民俗文化財になっています。 そのようなことなども回想しながら、お参りを済ませます。