※「セキュリティ保護のため...」というメッセージが出る方・日本語が入力できない方へ


全国66ヶ国お寺巡り99(15)石見
さて、東萩駅に戻ると11時でした。駅近くのコンビニでおにぎりを買ってか ら山陰線上りの特急に乗り、浜田まで行きます。駅を出て時計を見ると13時 すぎ。次の目的地はこの浜田市にある心覚院です。バスで20分ほどの行程です。 ここは浜田城を作る時の石切場跡に建っています。城が出来たあと、天台宗 であった来迎寺をここに移し、浄土宗に改めて寺名も心覚院としました。 ここのご本尊は阿弥陀如来立像。国の重要文化財にも指定されていますが、 光背の細工が細かく、とても美しい仏様です。地元では、この阿弥陀様は海 から浮かび上がってきた、という伝説もあるようです。一応、建長7年(1255) の銘があります。 阿弥陀様にご挨拶をして、お寺を後にします。 少しだけ寄り道します。このお寺から200mほどの所に、会津八右衛門の碑が 建っています。幕末の浜田藩御用商人ですが、浜田藩の財政危機を救う為、 「例の」竹島を舞台に密貿易を行なっていました。しかしそれが藩内のゴタ ゴタでばれてしまい八右衛門は死罪、担当家老は切腹。藩主も永蟄居になっ た上、お家は奥州棚倉に移封という厳しい処分になりました。天保7年(1836)。 ペリー来航のわずか17年前のことでした。現在では八右衛門は英雄として、 このように碑が建てられ、人々から頌徳されています。私も合掌。 駅に戻ります。山陰線の上りに乗って約1時間半。神話の里、出雲市に到着 します。今夜はここで泊まります。