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←↑→ 全国66ヶ国お寺巡り99(5)豊後


  宮崎を14:05発にちりん20号に乗り、大分方面へ。17:29に湯の町・別府到着。
  今日はここで泊まりです。温泉にゆっくりと体を沈め、足の筋肉をていねい
  に揉みほぐします。先は長いのでこの足には頑張ってもらわなければなりま
  せん。ご飯を食べて、ぐっすりと寝ます。

  翌3月4日。朝9時半のにちりんに乗って30分。宇佐まで行きます。ここから
  真木大堂・熊野磨崖仏方面の巡行バスに乗ります。今日の目的地は国東半島
  の真木大堂。ここは仏の里です。

  国東半島は半島全体が丸ごとお寺のようなものです。中でも鬼が一晩で築い
  たという石段の上にある熊野磨崖仏は有名ですが、観光ルートではだいたい
  半島の中央部の両子寺に行った後、熊野磨崖仏と真木大堂を訪ねるルートに
  なっています。平安時代には半島全体に65の寺があり六郷満山と称し、その
  中に法華経28品に合せ本山8寺、中山10寺、末山10寺が定められていました。

  この真木大堂(馬城山伝乗寺)はその中でも最大の規模を誇った本山でした。
  養老年間、仁聞菩薩の開基です。その後火災その他のために衰退し、現在の
  真木大堂はその伝乗寺の寺坊にあった9体の仏像(阿弥陀如来,大威徳明王,
  不動明王,二童子,四天王)を1ヶ所に集めてお祭りしているものです。ここの
  大威徳明王像は日本最大のものです。

  さて、バスは真木大堂に着きました。ここでなんと30分近く停車します。つ
  まりその間にお参りできる仕組みになっています。今日は降りたのは私と後
  1組、巡礼姿の父娘でした。お堂に入り不動明王や大威徳明王の姿を拝顔し
  ていると、住職さんが来てお話を始めます。なかなかジョークの効いたお話
  を聞いて楽しい気分になって外に出ます。

  父娘の巡礼さんはこれから熊野の磨崖仏へ回ると行っていましたが、私はま
  っすぐ宇佐方面へ出ます。もともとこの国東半島というのは宇佐神宮を中核
  とする宇佐一族の支援により繁栄した土地です。全国神社仮想旅の時は、こ
  こで宇佐神宮を訪れたのでした。今回はこれから菊池寛の舞台へ回ります。




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