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みどりの窓口開設(1965)

昭和40年(1965)9月24日、国鉄の全国主要駅と交通公社(当時国鉄は交通公社の主株主)営業所に「みどりの窓口」を開設。10月1日から本格稼働しました。

それまでは例えば国鉄の特急で大阪発鹿児島行きの列車があった場合、誰かが大阪から広島までの指定券を買った場合、その座席は広島から博多までの乗車希望者がいても販売することができない状態でした。そこまで細かい管理をすることができずにいたためです。またそもそもこの指定券を取るのにずいぶん手間と時間がかかっていました。

ところが、このみどりの窓口の開業によりそれが一変したのです。このような指定券は国鉄のセンターコンピュータ上で一括管理され、どの列車でどの座席がどこからどこまでの区間空いているかというのが、きちんと管理できるようになりました。そして「みどりの窓口」に置かれた MARS-102 端末の操作により、指定券は1分程度で発行できるようになりました。

( MARS= Magnetic electronic Automatic Reservation System )

これは当時としてはほんとに画期的なシステムで、この時期の大規模システムとしては郵便局の郵便番号読み取り機の導入や、気象庁の電算処理による天気予測システムなどと並ぶ、日本のコンピュータ技術の大きな達成を示すできごとでした。

これより少し前にアメリカでもAmerican Air Line が SABER というチケット予約システムをスタートさせていますが、もちろん飛行機の場合は区間売りという考え方が存在しませんので、当時の貧弱なメモリ・ディスク環境ではMARSの方がずっと困難なシステムになります。


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