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↑ RedHatに大手が資本参加(1999)


 1999年3月9日 Linuxの最大手ディストリビュータ RedHatに IBM,Compaq,
   Novell, Oracle, SAP といったコンピュータ業界大手が資本参加。

 Linuxは中核部分は無料のソフトウェアであり、その周辺ソフトやアプリ
 ケーションにしても無料のソフトがかなりありますので、本当はお金を
 かけずにLinuxを構成することは可能です。しかしこのソフトを動かす場合
 このソフトを入れておいて下さい、といった相互依存性がありますので、
 独力で「きちんと動く」システムを構築するのは、かなり困難です。
 
 そこでLinuxに詳しいスタッフが世界中のLinuxソフトから自分で納得の
 いくものを寄せ集め「きちんと動く」ように構成したものをLinuxの
 「ディストリビューション」といいます。元が無料のソフトでもこのよ
 うに編集したものは商品価値がありますので、これを販売している会社
 は多数あり、それを「商業ディストリビュータ」と呼んでいます。実際
 のこういった商業ディストリビューションには、有償のソフトも含まれて
 います。
 
 ただし多くの商業ディストリビュータでも、有償ソフトなどを外したもの
 を無料で配布して、色々サポートを受けたい方は有料版を買ってください
 という形にしているところが多く、「ソフトは誰でも自由に使えるべき」
 というGNUの理念が守られています。
 
 RedHatはこういう商業ディストリビュータの事実上のトップ企業で、
 他の商業ディストリビュータの中にも、このRedHat版Linuxから出発して
 独自の発展を遂げているものが多くあります。
 
 RedHatは第二のMicrosoftになる可能性を秘めている企業のひとつで、
 経営陣にもそういう意欲が見てとれます。


(2000-03-08)

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