1936年2月5日 Charlie Chaplinの最後の無声映画「Modern Times」公開 この時期はもうトーキーがかなり普及して来ているのですが、この映画の テーマに関連して、チャップリンはわざと声無しで制作したと言われてい ます。 チャップリン自身が主人公で、彼は工場でひたすらネジを締める仕事をし ていました。やがて工場に自動食事機なるものが導入されるのですが、彼 はうまくご飯が食べられません。その後いろいろあるのですが、ある日、 彼は工場の歯車の中に巻き込まれ、大騒ぎをして、おかしくなったのでは ないかと思われてしまいます。精神病院に入れられ、やがて出てくると、 たまたま赤い旗を持っていたことから共産主義者と思われ刑務所に。刑務 所を出てからデパートに就職するも泥棒が入って翌日クビに。ボロ小屋、 キャバレー、そしてPaulette Goddardと手をつないで歩いていく感動の ラストシーン。 。。。。なんて書いたら、まるで見たみたいですね。ごめんなさい。実は 未見です。この時期のチャップリンの映画は私には悲しくて見れません。 この映画の後、チャップリンは殺人狂時代、独裁者と、厳しい作品を作っ ていきます。そして最後は美しい「ライムライト」で締め括られます。 ライムライトは私は5回くらい見ました。