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↑ エトナ火山噴火(1669)


1669年3月8日、イタリアのシチリア島にあるエトナ火山が大噴火を起こしま
した。

エトナ火山はヨーロッパで最も標高の高い火山(3260〜3390m)です。記録に
残っている範囲ではBC693年以来何度も噴火を繰り返してきており、はっきり
とした被害が記録されているものとしては、1169年とこの1669年の噴火が
最大。1169年の噴火で15000人、1669年の噴火で10000人の死者が出ています。

この1669年の噴火では麓のニコロシ村が一瞬にして壊滅。長さ18kmにも及ぶ
地表の断裂ができて、20個の火口が出来ました。そして近くのカタニア市の
半分くらいを火山灰で埋め尽くし、堆積物によって近くの海に新しい岬が
ひとつ出現しました。

なお、カタニアはその後1693年に大地震でも壊滅的な被害を受けます。この
町は現在シチリア第二の都市ですが、現在の町並みは19世紀に入ってから
再建されたものです。

最近の噴火では溶岩の流れを変えるために爆弾を投下したり、などといった
ことが試みられています。現在も、もちろん活動中です。


(2001-03-07)

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