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王選手の初ホームラン(1959)
1959年4月26日、王貞治がプロ初ホームランを打ちました。 「ホームラン王」王貞治は早稲田実業のエースとして高校野球で活躍し、 1958年10月巨人に入団しますが、彼の投球を見た水原円裕(*1)監督から、 この投球ではプロでは通用しないとしてバッター転向を指示されます。そし てちょうどこの月限りで引退した川上哲治が守っていた1塁の守備を命じら れるのです。当時かなり期待されていたようで、川上は引退するが、王が きっとその穴を埋めてくれる、などと書いた新聞などもありました。 (*1)水原茂は1955年途中から1959年まで水原円裕を名乗っている。 ところが、せっかく使ってもらっているのに王は全くヒットを打てません。 開幕してから26打席ノーヒットを続けます。さすがに代えるべきだという声 が日に日に強くなるのですが、それでも水原は王をスタメンから外さず使い 続けました。そして27打席目となったこの日、国鉄(現ヤクルト)の村田元一 投手から初めて打ったヒットが、初ホームランとなりました。 水原の我慢は報われたのでした。 そしてこれが通算868本という偉大なホームラン記録への第一歩でした。
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