ジェーン・シーモア(1951-)

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女優のジェーン・シーモア(Jane Seymour)は1951年2月15日、イギリスのミドルセックス州ヘイズに生まれました。2歳の頃からバレエの練習を始め、13歳の時にはプロのバレリーナとして舞台に立ちますが膝の故障でこの道を断念。1967年の舞台を最後に引退します。

代わりに彼女が進出したのが映画の世界でした。1969年「Oh! What a Lovely War (素晴らしき戦争)」でデビューし、その後幾つかの映画に出ますが、彼女のファンを多いに増やしたのは1973年の「007/Live and Let die(死ぬのは奴らだ)」への出演でした。

この映画は007シリーズで3代目ボンドのロジャー・ムーアが初めて登場した作品です。初めての黒人の悪役ミスター・ビッグ(ヤフェット・コットー)が一国の要人と暗黒街ボスの二役を演じ、そのビッグに仕えるタロット占い師ソリテアを演じたのが22歳(映画ではもっと若く見えた)の彼女でした。

この時に映画で使用されたタロットは現在でも「魔女のタロット(Tarot ofthe Witches)」の名前で販売されています。(似た名前の「魔女団のタロット The Witches Tarot」もあるので注意)ポップな絵柄でとてもクラシックな象徴を描き込んだ、優秀なデッキです。

その後「Sinbad and the Eye of the Tiger (シンドバッド虎の目大冒険,1977)」などに出たあと、1980年には「スーパーマン」の印象が強いクリストファー・リーブと「Somewhere in Time (ある日どこかで)」を撮り、70年前に跳んだ主人公と恋をするヒロインの役を演じました。

1980年代後半からは映画よりもテレビで活躍する機会が多くなり、非常に多くの作品に出演しています。最近では1993年以降「Dr. Quinn, Medicine Woman(ドクター・クイン 大西部の女医物語,日本ではNHKで放送)」のシリーズに主演しています。


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