ジュール・ヴェルヌ(1828-1905)

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1828年2月8日お昼頃、「SFの父」と称されるジュール・ヴェルヌ(JulesVerne)がフランスのナントに生まれました。

小さい頃から冒険小説にあこがれ、法律の勉強のために出たパリでアレクサンドル・デュマに出会い、小説家への道を歩み始めます。

やがて気球船を建造中のナダールと知り合い、それに触発されて「気球に乗って五週間」を書き上げ、これがジュール・エッツェルに注目されて、エッツェルとの間で20年間の出版計画を締結。この支援によって以後ヴェルヌは多数のSF小説を書き続けました。

■80日間世界一周

イギリスの貴族フォッグはサロンで友人たちと話をしていた時、世界一周はどのくらいの日数でできるかという話になった。彼は80日あればできるだろう、といいそのまま賭けをすることになる。彼は召使いのパスパルトゥを連れ、その旅に出かける。しかし彼らが大金を持っていることを怪しんだ刑事フィックスは彼らを銀行強盗の一味と誤解し、二人を追いかけて共に旅をする。

80日目。フォッグは見事ロンドンに戻ってくる。しかしフィックスはフォッグを逮捕。留置場に放り込んでしまった。そして日が暮れていくが。。。

私が一番好きな作品。

■月世界旅行

大砲クラブの3人は巨大な砲弾に入り、大きな大砲で打ち上げられて月へ向かった。しかし途中で出会った隕石のために軌道が変わってしまい、月に着くことができず、月を回る軌道に乗ってしまう。なんとかして月へ着陸しようと方向転換を試みるが、意に反して砲弾は...

■海底2万海里

海に出現した「怪物」を追いかけていたエブラハム・リンカーン号に乗り込んでいたネッドたち3人は海に投げ出された所を潜水艦「ノーチラス号」のネモ船長に助けられる。地上の生活を拒否して海の中で航海を続けるネモと一緒に3人は世界の海底を旅していく。映画がアニメも含めて何度も作られた。続編として「ミステリアス・アイランド」がある。

■地底旅行

ルーン文字の文書を解読したアクセルは、アイスランドの休火山から地底の国へ行くルートがあることを知り、アイスランドの猟師ハンスとともに、中へ入っていく。

■気球に乗って五週間

出世作。探検家のファガーソンは親友のディックと召使いのジョーをともない、アフリカを気球で横断する冒険に出発する。映画もヒットした。私もこの映画を見てヴェルヌにはまりました。

■プロペラ島

「ひょっこりひょうたん島」の元ネタです。音楽家の4人が訪れた島は、島の左右に大きなプロペラがついた「動く島」でした。4人はこの島にしばらくとどまり、島に住む人たちと一緒に旅をすることになります。

■黄金の流星

地球の近くに黄金でできた彗星が現れた。そして天文学者の計算によると、その彗星は地球に激突するという。その莫大な金塊をどうみんなで分けるべきか、国際会議が開かれるが議論はまったくまとまらない。そんな中、小さなアパートの一室で、妙な機械を操作する若い科学者がいた。これも非常に好きな作品です。これはお笑いです。マンガです。

■二年間の休暇

一般には「十五少年漂流記」の名前で知られています。夏休みに短い航海をする予定だった子供たちが、まだ大人が乗り込んでいない間に船の艫綱がほどけて漂流し、無人島に流れ着きます。少年達は救助が来るまでの間、団結して暮らしていくことを決意し、島での生活が始まります。私が多分最初に読んだヴェルヌ作品です。


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