メルカダンテ(1795-1870)

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現在では『ロシア風ロンド(Rondo Russo)』の作曲者として知られるサヴォーリオ・メルカダンテ(Giuseppe Saverio Raffaele Mercadante)は南イタリアのプッリャ州アルタムラで生まれました。正確な誕生日は実は不明なのですが1795年9月17日に洗礼の記録があるので、この日あるいはその少し前に生まれたものと思われます。

ナポリの音楽学校でフルートとヴァイオリンに作曲を学び、友人と一緒に楽団を組んで演奏などをしていました。やがてロッシーニにその実力を認められ、多数の交響曲を書いて、音楽学校楽団の指揮などもしました。

その後イタリア各地を渡り歩き、またパリにも招かれて赴き、多数の作品を書きました。1837年からは「オペラ改革」にも取り組んでいます。彼は現在確認できるだけで60作ほどのオペラを書いており、当時物凄い人気が
あったようです。しかし現在では評価が下がってしまい、ほとんど上演されることはありません。

むしろ彼の作品の中で現在でも最もよく演奏されるのは『フルート協奏曲ホ短調』第三楽章の『ロシア風ロンド(Rondo Russo)』です。この曲はクラシックのフルート奏者だけでなく、いわゆるポップクラシックの演奏家にもよく取り上げられて演奏されています。

個人的にお勧めはBerdien Stenberg版です。彼女が演奏したこの曲は1983年にワールドヒットになりました。ビデオ映像を見ると、彼女はかなり身体を揺すりながらこの曲を吹いていますが、他の演奏者のを見ても、かなり身体を動かしており、きっとそういう曲なのだろうと思います。

(2013-09-16)Dropped down from 今日は何の日.


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