ジャック・ティボー(1880-1953)

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1880年9月27日、ヴァイオリニストのジャック・ティボー(Jacques Thibaud)がフランスのボルドーに生まれました。お父さんも音楽家で、子供7人全員に音楽教育を施しました。ジャックは父からピアノを学ぶように言われ、ピアノの演奏技術もとても高いものを持っていましたが内心はヴァイオリンをやりたいと思っていました。

そこでヴァイオリンを学んでいる兄に頼んで自分にも教えてもらうのですが、このジャックにヴァイオリンを教えていた兄が若くして亡くなってしまいます。その後、ジャックは父に、自分もヴァイオリンをしたいと泣いて懇願したと言います。11歳で初めてのヴァイオリンのリサイタルを開き、13歳でパリ音楽院(Conservatoire de Paris)に入学。ここを卒業した後、小さな楽団で演奏していた所をヴァイオリニストのEdouard Judas Colonneに見出されて、彼の主宰する楽団に入団します。

そしてこの楽団のソロ・ヴァイオリニストとして彼の名前は多くの人が知るところとなりました。1943年からはピアニストのMarguerite Longと組んで「ロン・ティボー国際コンクール, le concours Long-Thibaud」を開催するようになります。このコンクールは現在も続いており、ピアノとヴァイオリンに加えて声楽部門も追加されています。

ティボーは1923年と1936年に日本にも公演に来ていますが、3度目の来日をしようとしていた1953年9月1日(途中サイゴンでの演奏も予定されていた)、彼と伴奏者のRene Herbinが搭乗していたエールフランスの香港行きロッキードL-749Aコンステレーションが、コートダジュール空港への着陸に失敗。近くのセメ山に激突して乗員乗客42名が全員死亡しました。この事故でティボーとともに、彼の愛用した1709年ストラディヴァリウス作のヴァイオリン Baillot (http://cozio.com/Instrument.aspx?id=1352) も失われてしまいました。

(2013-09-26)Dropped down from 今日は何の日.


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