ホルスト(1874-1934)

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管弦楽曲『惑星』で知られるグスタフ・ホルスト(Gustavus Theodore von Holst)は1874年9月21日、イギリスのCheltenhamという町で生まれました。ロンドンから北西に100kmちょっと行った所にある町です。

父親の家系は代々多数の音楽家を輩出しており、グスタフの父、アドルフも職業音楽家でした。グスタフは最初ピアニストを目指していたのですが、右手の神経炎のため断念。作曲をメインに活動するようになりました。有名な『惑星』は1914年から1916年に掛けて書かれたものですが、冥王星が含まれていないのは、当時まだ発見されていなかったためです。

冥王星の存在は1916年にパーシヴァル・ローエルが予測し、1930年にトンボーにより発見されました。ホルストは1934年5月25日に亡くなっており、まだ存命中でしたが、追加曲を書くことには消極的であったということです。なお、この組曲の惑星は不思議な順序に並べられており、なぜこういう順序なのかというのは、しばしば議論になります。

1.Mars, the Bringer of War
 火星.争いをもたらす者
2.Venus, the Bringer of Peace
 金星.平和をもたらす者
3.Mercury, the Winged Messenger
 水星.翼を持った伝達者
4.Jupiter, the Bringer of Jollity
 木星.喜びをもたらす者
5.Saturn, the Bringer of Old Age
 土星.老年をもたらす者
6.Uranus, the Magician
 天王星.魔術師
7.Neptune, the Mystic
 海王星.神秘

遥か昔のメルマガでも書いたのですが、ホルストの『惑星』は私が初めて買ったクラシックCDです。当時、私はクラシックの曲を聴いたら、眠っちゃう!という体質だったのですが、まあこういう明確なテーマのある曲なら眠らないのではと思い買ってみたものです。

藤子不二雄の『エスパー魔美』で、魔美もやはりクラシック曲で眠る体質だというので、これなら君でも眠らないのではと友人が『キージェ中尉』を掛けるシーンがありますが、そうか?と思い、私も20歳頃『キージェ中尉』のLPを買って来て聴いてみたことがあるのですが、私は眠っちゃいました。

それ以来クラシックからはずっと離れていたのですが、「惑星」はFMで流れていたのを聴いて興味を持ち、当時はもうCDの時代になっていたので、買ってきてみたら楽しくて、海王星以外は眠らなかったです。それで私は当時海王星抜きで、カセットテープにダビングして聴いていました。後から考えると、私が買ってきた『惑星』はマリナー版で、とても相性の良い指揮者の1人。『キージェ中尉』はアバド版で、あまり相性のよくない指揮者ということで、指揮者の差もあったかも知れません。

(2013-09-20)Dropped down from 今日は何の日.

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