1834年7月19日、フランスの画家ドガ(Hilaire-Germain Edgar Degas)がパリで銀行家の息子として生まれました。(-1917)
法律を学んだ後国立美術学校に入り伝統的な絵画の勉強をします。そしてイタリアに留学してルネッサンスの大家の作品群に触れ、大きな影響を受けてアカデミックな絵画を描いていました。
それが1862年マネと出会ったことから印象派にも興味を持つようになり、印象派展にも多くの作品を出展しています。しかし印象派の多くの画家が風景画を好んだのに対し、彼は代表作群ともいえる「踊り子」など動きのある人物や動物の一瞬の動きを捉え巧みなデッサンで描いた絵を得意とし、印象派の中にあっても個性的な絵を描き続けました。