ダイムラー(1834-1900)

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現在の自動車用ガソリンエンジンの原形を作ったダイムラー(Gottlieb Daimler)は1834年3月17日、ドイツのシュツットガルト(Stuttgart)近郊のショルンドルフ(Schorndorf)で生まれました。

1872年頃からガソリンエンジンの開発に取り組み、特に点火方式を考案して1885年に世界初の高速内燃エンジンを発明。同年8月29日にそれを使用した世界初の自動車Reitwagen(直訳すると「乗り籠」という感じらしい)とともに特許(DRP No.36423)を取得しました。

これは現在のバイクのようなもので、倒れにくいように小さな補助輪が両脇に付いています。翌年1月には三輪タイプ、そして3月に四輪タイプが開発されました。

彼はその後1889年に二気筒Vエンジン(1.5馬力)を開発。またWilhelm Maybachとともに更なるエンジンの改良につとめ、1890年11月28日にダイムラー自動車(Daimler Motoren Gesellschaft)をシュツットガルト近郊のカンシュタット(Cannstatt)に設立しました。

この会社は後に1926年にベンツと合併してダイムラー・ベンツとなり1998年にはクライスラーと合併してダイムラー・クライスラーとなっています。


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