1839年1月19日、画家セザンヌ(Paul Cezanne)が南フランスのエクス・アン・プロヴァンスで生まれました。
お父さんは帽子商でしたがポールが9歳の時に銀行を開業、成功します。ボールも一時期父の銀行で働いていました。そしてその傍ら何度もサロンに出展しますが、ことごとく落選します。しかし絵を描くという活動の中で、モネ、シスレー、ルノワールなどと親交を深めます。
そして結婚後の1874年、第一回の印象派展に参加。しかしその後は出展していません。1882年43歳にして、初めてサロンに入選。遅咲きの画家でした。
47歳の時に父の死により莫大な遺産を相続。その後はお金の心配をすめことなく創作に打ち込むことができるようになりました。晩年は「カルタ遊びをする人」の連作(5作品)や7年掛けた「大水浴」などの作品を描いています。
1906年戸外で雨にうたれて肺炎を起こし、死去。