「料理の鉄人」坂井宏行さんは1942年4月2日、鹿児島県に生まれました。
17歳の時にフランス料理に志し、新大阪ホテルを経て20歳の時にオーストラリアに渡り、ホテル・オリエンタル等で修行。帰国後「レストラン四季」、1971年からは「西洋膳所ジョンカナヤ」のシェフを務めます。
1980年に独立して南青山にラ・ロシェル(La Rochelle)を開き1989年には渋谷の東邦生命ビル(現在地)に移転しました。現在他に数店のお店を持っています。
『料理の鉄人』はフジテレビで1993〜1999年に放送されたものですが、毎回各料理ジャンルの「鉄人」が挑戦者と、その場で発表された素材を使って制限時間1時間で料理の技を競い合うもの。司会の鹿賀丈史の華麗な司会ぶりとあわせて、大人気番組となりました。
坂井氏はこの番組の2代目フレンチの鉄人として登場、5年半の出演期間中の通算成績は64勝13敗1分の成績でした。歴代の鉄人の中では道場六三郎,陳建一と並び最も視聴者への印象が強かったと思います。
※歴代の鉄人
和の鉄人 道場六三郎 1993.10-1996.01中村孝明 1996.04-1998.02森本正治 1998.02-1999.09フレンチの鉄人石鍋裕 1993.10-1994.02坂井宏行 1994.02-1999.09中華の鉄人 陳建一 1993.10-1999.09イタリアンの鉄人神戸勝彦 1997.06-1999.09
(この各鉄人の期間はこの番組が終了した時のニュース記事によるが坂井の期間は明らかに誤っていた(1997.02-になっていた)のでそこだけ修正した)