片岡千恵蔵(1903-1983)

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今日は何の日は片岡千恵蔵を取り上げようかと思ったのですが、この人の誕生日がどうも不確かです。1903.3.10説, 1903.3.30説, 1904.1.20説とありまして、どれが本当なのか分からない。まさか七つの顔を持つ男なので、七つの誕生日がある訳ではないだろうな?というところです。

しかしこの人は色々な役をやっています。水戸黄門、渥美格之進、徳川綱吉、遠山金四郎、大石内蔵助、浅野内匠頭、め組の辰五郎、むっつり右門、鼠小僧次郎吉、森の石松、国定忠治、銭屋五兵衛、近藤勇、北条時宗、金田一耕助、そして、多羅尾伴内。

顔の数が七つどころじゃないですね。ある時は多羅尾伴内、ある時はパイプの画家、ある時はキザな手品好きの紳士、ある時は片目の運転手、ある時は料亭の下足番、ある時は教会の神父、ある時は流れの無法者、またある時は小豆島の女教師、しかるにその実体は?....愛と真実の人、藤村大造だ!」

といった感じでしょうか(^^) ご存じのようにGHQからチャンバラを禁止されたので、刀を二丁拳銃に持ち替えて現代劇に登場となった訳です。このシリーズを代表作とみなす人もけっこういるようです。


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