セントビンセント・グレナディーン国連加盟(1980)

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セントビンセント・グレナディーン(Saint Vincent and the Grenadines)はアンティル諸島の島のひとつです。

この国の名前を昭和天皇の大喪の礼の時に初めて聞いたという方もけっこうあったのではないかと思います。遥か日本まで代表を送り込んできてくれたことに感謝したいです。アンティル諸島は北米大陸と南米大陸を結ぶ約3000kmにも及ぶ長大な列島です。ちょうど日本列島の択捉島から与那国島までが3000km程度ですから、だいたいアメリカ大陸に日本と同程度の長さの列島があると考えるとよいかも知れません。

しかしここには実に多数の小さな国が成立しています。

バハマ 
タークス・カイコス諸島(UK) 
キューバ 
ケイマン諸島(UK) 
ジャマイカ 
ハイチ 
ドミニカ共和国 
プエルトリコ 
米領ヴァージン諸島 
英領ヴァージン諸島 
アンギラ(UK) 
蘭領シントマーテン 
仏領サンマルタン 
セイバ(蘭) 
シント・ユースタティウス(蘭) 
サンバルテレミー(仏) 
セントクリストファー・ネービス 
アンティグア・バーブーダ 
モンセラット(UK) 
グァダループ(FRA) 
ドミニカ国 
マルチニーク(FRA) 
セントルシア 
セントビンセント・グレナーディン 
バルバドス 
グレナダ 
トリニダードトバゴ

この中にドミニカ共和国とドミニカ国というのがあるのですが、両者はとっても距離が離れています。隣接していないのに似た名前を使っています。島を共有している国もあり、仏領サンマルタンと蘭領シントマーテン、ハイチとドミニカ共和国などがその例です。

セントビンセント・グレナーディンは18世紀以降イギリスの植民地とされてきて(一時期フランスの植民地だった時代もある)、1979年10月27日に独立しましたが、イギリス連邦のひとつとなっており、従って元首はエリザベス女王です。ccTLD は vc になっています。

そして独立に伴い1980年9月16日、国連に加入したものです。国土は中心となるセントビンセント島と、多数のグレナーディン諸島からなります。産業としてはバナナの栽培が最大の産業ですが、そのほか、葛粉の生産もひじょうに盛んです。また最近映画「カリブの海賊」のおかげで、この島々を訪れる人が増えているそうです。

(2013-09-15)Dropped down from 今日は何の日.


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