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ゴールドラッシュの始まり(1848)
1848年1月24日、カリフォルニアでJames Marshall(1810-1885)という人が 金鉱を発見しました。 マーシャルは東海岸のニュージャージー州生まれで14歳の時からアメリカ 中部のインディアナ、イリノイ、カンザスといった地域を回っていました。 やがて1845頃に西海岸に出てしばらくサクラメントにいましたが、そこで 全財産を失い、コロマに移動して製材所で働いていました。そしてここに いた時に川で偶然砂金を発見。そこから上流に遡って金鉱を発見したもの です。 このニュースが東海岸まで伝わると、昔のことですから「西部にはいくら でも金が埋まっているらしい」という話に誇張されてしまい、それだったら 自分も金を発見するぞ、という『山師』たちが大勢カリフォルニアに押し 掛けます。そしてそれはやがて白人たちとインディアンたちの不幸な闘争を 引き起こしていきます。 この白人たちの西へ西へという移動は1849年がブームになりましたので、 この人たちのことを49ers(forty-niners,フォーティーナイナーズ)と呼んで います。アメリカンフットボールのチームの名前としてもおなじみですね。 日本語の雪山讃歌の替え歌でも知られるフォークソング Clementine でも In a cavern, in a canyon, 洞窟や渓谷の中に押し入り Excavating for a mine, 鉱石を探し回る Dwelt a miner, forty-niner 鉱山を掘る、49年者たち And his daughter Clementine. そして彼の娘のクレメンタイン と歌われています。 マーシャルは自分が見つけた金鉱に関する権利を主張しましたが、政府は その申請を却下しました。従って、マーシャルは単に金鉱を「見つけた」 だけで、それによって何も利益を得ていません。晩年は普通の庭師として 生涯を送っています。 そして西へ西へとやってきた人々の中で実際に金を見つけた人達はほんの わずかです。このゴールドラッシュによって、もっとも利益を得たのは、 西海岸へと押し寄せてきたその白人たち相手に色々な物品販売などの商売 をした人たちだと言われています。
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