ダルタニヤンや三銃士の時代の話です。
フランス王ルイ13世(1601-1643)はリシュリュー(Richelieu,1585-1642)を実質的な宰相に起用して貴族の権限を縮小、中央集権化を進めてフランスの黄金時代の基礎を作りました。
このルイ13世の愛人の中にサン・マール(Cinq-Mars)という女性がいましたが、リシュリューは彼女がスペインと通じていることを調べ上げ、1642年の6月22日、ルイ13世に報告します。サン・マールは9月12日処刑されました。