古将棋

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■「二中歴」の将棋
三善為康(1049-1139)の「掌中歴」と「懐中歴」を合本編集した本らしい。
横9×縦8の盤を使用する。
         
         
         
         
         
歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
         
香車桂馬銀将金将王将金将銀将桂馬香車
横8×縦8の盤を使用したとも解釈できる
        
        
        
        
        
歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
        
香車桂馬銀将王将金将銀将桂馬香車

■「二中歴」の大将棋
13×13の盤を使用する。駒は34×2。↓は上の8行省略。

             
      注人      
歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
奔車飛龍  猛虎 横行 猛虎  飛龍奔車
香車桂馬鉄将銅将銀将金将玉将金将銀将銅将鉄将桂馬香車
各駒の動き
  
銅将
  
銅将は四隅に行けず
鉄将
   
鉄将は後三方に行けず
  
横行
   
横行は玉の頭におき縦には前一歩左右ならば幾らでも行ける
 
 猛虎 
 
猛虎があって銀の頭に置く。四隅に一歩行ける
 
 飛龍 
 
飛龍は桂馬の上に置き四隅に飛んで行ける
  
 奔車 
__
奔車は香車の上に置き前後ならば幾らでも行ける
  
 注人 
__
注人は歩兵の中心の上に置き前後に一歩ずつ行ける

■その後の大将棋
諸象戯図式・象棋六種之図式に見る。
15×15の盤を使用する。駒は65×2、↓は上の8行省略。

               
   仲人       仲人   
歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
飛車飛龍横行堅行角行龍馬龍王奔王龍王龍馬角行堅行横行飛龍飛車
  猛牛  嗔猪  悪狼麒麟獅子鳳凰悪狼  嗔猪  猛牛  
反車  猫刃  猛豹  盲虎酔象盲虎  猛豹  猫刃  反車
香車桂馬石将鐵将銅将銀将金将王将金将銀将銅将鐵将石将桂馬香車
麒麟 相手陣で獅子に成る
鳳凰 相手陣で奔王に成る
酔象 真後に行けない他は前横斜めに1つずつ。相手陣で太子に成る
嗔猪 上・下・左・右。相手陣で金に成る。
猫刃 斜め1歩。相手陣で金に成る。
石将 左上・右上に1歩。相手陣で金に成る。
飛龍 斜めに幾らでも。相手陣で金に成る。
猛牛 左右上下に幾らでも。相手陣で金に成る。
猛豹 前三方および後三方。相手陣で角に成る。
悪狼 前三方と後ろ斜め。相手陣で金に成る。
鐵将 前三方。相手陣で金に成る。

■小将棋
9×9の盤。↓は上5行省略。

         
歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
  角行    酔象    飛車  
香車桂馬銀将金将王将金将銀将桂馬香車

■中将棋
12×12の盤。駒は46×2。大将棋を簡略化したものか。↓は上6行省略。

            
   仲人    仲人   
歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
横行堅行飛車龍馬龍王獅子奔王龍王龍馬飛車堅行横行
反車  角行  盲虎麒麟鳳凰盲虎  角行  反車
香車猛豹銅将銀将金将王将酔象金将銀将銅将猛豹香車

獅子 一手で王将2回分の動きが出来る。また駒を取って元の場所に戻ることが出来「居食い」という。
酔象 相手陣で太子に成る。太子は王将と同格であり、王将が取られても太子がいればまだ負けではない。

■象棋六種之図式の6種類の将棋  小将棋     駒数 46 盤面 9× 9  中将棋     駒数 92 盤面12×12  大将棋     駒数130 盤面15×15  大々将棋    駒数192 盤面17×17  摩訶大々将棋  駒数192 盤面19×19  泰将棋     駒数354 盤面25×25

■再利用ルール
 取った駒を再利用できるというルールができたのは16世紀後半ではないか。


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