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↑ 遺伝子組替食品について


GMという言葉が、今後しばらく何かと話題になりそうです。

GMは Genetically Modified。遺伝子組替。このGMにより作られた植物
から採取された材料を使った食品が、現在でもかなり出回っているものと思
われます。農水省がやっとこれらの食品の表示義務を定めましたが対象とな
るものがいやに狭く、表示されていないからといってそういうものが含まれ
ていないとは限らないという状況が当面続きそうです。

これもかなり出回っている模様のクローン牛の肉にしてもそうですが、なぜ
そんなことをするのか、根本を問い直す必要があるような気がしてなりませ
ん。クローン牛については「おいしい肉」になる牛があって、その牛をたく
さん育てればおいしい肉がたくさん取れる、ということで、それをコピーし
てしまえ、という所から行われている訳ですが、これはいわば神様の著作権
を侵害した違法コピーもの。私はクローンされた「おいしい肉」より普通に
産み育てられた「まずい肉」を食べたい。

遺伝子組替にしても、通常の交配による品種改良では、交配された子供同士
が育って、それをまた交配させて、ということを何世代にもわたって行って
いたものを短期間で「優秀な」新品種を作り出す、ということを目的にやっ
ている訳ですが、そうやって作った品種をほんとうに「優秀な」品種と言っ
ていいのか、私は疑問を感じます。

クローン牛にしてもGM食品にしても、ほんとうに安全なものかどうか検証
するには、今後何十年もの歳月が必要ですし「あれはヤバかった」と気付い
た時には人類が滅亡を目前にしている可能性さえあります。

むろんこういう意見は「科学者」の人たちからは「非科学的」と言われ、ア
メリカなどは日本国内でこういうものを規制しようとすると「輸入障壁だ」
と主張することでしょう。

そんな中でトーメンが「確実にGMではない大豆」をアメリカから大量に輸
入する計画を進めているようです。途中での混入を防ぐのに管理費用がかか
るため、通常の大豆より3割ほど高くなるようですが、こういう動きを私は
支持したいと思っています。


(1999-08-11)

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