糖尿病に対する3つの誤解

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太っている人がかかる病気?

糖尿病に対するもっとも大きな誤解は、太った人がなる病気だというものです。

その観点から、私はいわゆるメタボリックシンドロームを糖尿病の危険兆候とみなすのは、よけいな誤解を招くのではないかと思っています。(むろん太っている人は、より発症しやすい)

糖尿病を引き起こすのは、過度なカロリー摂取、極度なストレス、など様々な要因による、血糖値の制御能力の低下です。しかし痩せていても糖尿病を発症することはあります。

実際私は子供の頃以来、ずっと痩せていることがコンプレックスでしたが、それでも糖尿をやってしまいました。糖尿病だということには、実は白内障を発症して初めて自分で気付いたのですが、痩せている自分には無縁の病気と思っていたのでショックでした。

だからこれは「太っている人の病気」ではないんだということを私は言いたいと思います。

贅沢病?

糖尿なんて贅沢な生活をしている人がなる病気だという誤解があります。しかしこれはむしろ逆かも知れないと私は思うことがあります。

糖尿を引き起こす二大要因は、カロリー過多とストレスだと思います。お金持ちには仕事が忙しく責任も重たい人が多くて、その責任の重さは糖尿の引き金になります。ですから社会的な地位のある人はストレスから糖尿を引き起こす可能性があると思います。その意味ではお金持ちがなりやすい面はあるでしょう。

食生活についていえば、大事なのは自分の身体が処理できるだけのカロリーを摂っているかという問題になります。ここで重要なのが食べる量と、栄誉バランスの問題があります。貧乏な人の食事はしばしばカロリー重視の食事になりがちで、栄養バランスが悪いことが多い。これが糖尿の引き金になりやすいのです。実際、糖尿をすると、だいたい栄養指導をされると思いますが、指導された通り、ちゃんと栄養バランスの取れた食事をしようとすると、結構食材が高く付きます。タンパク質は肉や魚では容易に取れますが、穀物で調達しようとするとカロリーオーバーになります。野菜やフルーツをしっかり摂ろうとすると結構予算がかかります。

肉を食べると良くない。魚なら良い?

しばしば糖尿をやった人の中で、肉を食べるのはやめた。魚だけ食べる、などという人がいるのですが、肉か魚かより、どういう肉・魚を食べるかが問題です。

霜降り肉、バラ肉、挽肉などは脂肪分が高く、糖尿には良くないです。しかし脂身の少ない、赤身の肉とか、ロースなどはローカロリーです。鶏肉でも、もも肉は脂肪分が多いですが、ムネ肉はローカロリーでヘルシーです。ハンバーグなども可能なら、普通の薄切り肉を買ってきて自分で細かく切って使うと良いです。すると、物凄く“肉肉しい”ハンバーグになります。

お魚でも、マグロの大トロ、とろサーモンみたいに脂分の多いものは身体によくないです。イクラなどもあれは脂のかたまりですね。これに対して、同じマグロでも赤身、またタラなどは比較的脂身が少ない。ブリなども大きなブリは脂が多いけど、小型のハマチ(北陸ではフクラギ)などは比較的脂身が少ない。

概して「旨い」肉・魚というのは、身体に良くないです。ヘルシーな食生活をするのが大事。
(2021-01-06)
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