糖尿病とは何か

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糖尿病とは

糖尿病(とうにょうびょう、diabetes mellitus, DM)とは、血糖値が異様に高い状態になっている状態である。

一般に血糖値(blood sugar concentration)は、健常な人では100 mg/dL 程度であるが、糖尿病の人はこれが200を軽く越えていたりする。普通の人であれば300くらい血糖値があると気を失うというが、糖尿病の人はこれが鈍感になっており、300どころか500くらいあっても平気で活動していたりする。逆に低血糖にも鈍感になっており、80未満(これも普通の人は倒れて生命の危険がある)でも活動できていたりする。

要するに、糖尿病とは、血糖値に対して鈍感な状態ということができる。

血糖値とHbA1c

糖尿病の人はしばしば検査の時だけ、何とか血糖値を下げておこうとしたりするのだが、それでは誤魔化せないのがHbA1c(ヘモグロビンA1c)である。これはだいたい過去1ヶ月程度の血糖値の平均値を反映している。実際のHbA1cと血糖値との関係は“物凄く大雑把”には次の計算式で換算できる。

平均血糖値= HbA1c ×28.86 - 48

(28.85の方がいいかも知れない。どなたかもっと良い計算式をお持ちなら提案して欲しい)

だいたいHbA1c=10で240, HbA1c=8で180くらいで。だいたいHbA1C=7(血糖値150くらい)を血糖値コントロールの目標にしなさいと言われます。ただし、あまりにも急速に低下させると、その変化に身体が付いていけず、よけいあちこちにトラブルが生じる(と私の主治医は言っていた)ので、ゆっくりと落として行くようにしましょう。

1型と2型

血糖値が高止まりする原因は、膵臓で作られるインシュリンの分泌が不十分であることなのですが、ここでインシュリンが全くあるいはほとんど生産されていないものを「1型糖尿病」、生産はされているものの不足しているものを「2型糖尿病」と言います。1型はインシュリンの日常的な接種が必要です。原因はよく分かっていませんが、遺伝的な要因が大きいという説もあります。また2型が1型に移行してしまう場合もあります。

糖尿病の合併症

糖尿病で怖いのは多数の合併症を引き起こすことです。主なものでも下記のようなものがあります。
神経性疾患
末梢神経障害(手足がしびれたり、足が薄皮に包まれているような感覚、立ちくらみ、勃起障害など)
目の障害
白内障、緑内障、糖尿病網膜症など
腎臓疾患
脂肪肝、糖尿病性腎症、腎不全など

それ以外にも、免疫力が低下して伝染病に対する抵抗が落ちたり、再生能力が落ちて髪が大量に抜けたり、激しい肌荒れであかぎれなどが起きたり、味覚障害で物が食べられなくなったりなどの症状も引き起こします。

個人的には糖尿病の様々な症状の中心は「再生能力の低下」ではないかと考えています。そのため、様々な臓器がきちんとその役割を果たせなくなるのです。

(2021-01-06)
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